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NFT×地域資源 を活用し、無形権利・観光体験・公有財産の記名機会などをデジタル化

株式会社あるやうむは7月28日、富山県舟橋村・香川県琴平町・北海道むかわ町と連携し、新米の長期購入権などをNFTを活用して販売する取り組みを開始することを発表しました。

これに伴い、地域資源にプレミアム体験や無形権利を付与する「高付加価値NFT販売プラットフォーム」を導入する予定です。

背景としては、各自治体の認知向上や関係人口の創出、収益の地域還元などが挙げられ、NFTの販売は2026年1月を目標としています。決済は日本円のクレジットカードに対応し、購入後は権利行使までにNFTウォレットを取得、権利は第三者へ譲渡可能と説明されています。

【高付加価値NFT販売プラットフォーム導入】舟橋村・琴平町・むかわ町がTYPE V交付金で自治体の「稼ぐ力」を創出
引用:プレスリリース

富山県舟橋村は2024年7月、あるやうむのサービスである「地域おこし協力隊DAO」を北陸で初めて開始。香川県琴平町は同サービスを同11月に四国で初めて始め、北海道むかわ町も今年7月に開始しました。

今回導入するプラットフォームは、あるやうむが呼びかけて当3自治体と開始するものです。 この事業は、内閣府の「新しい地方経済・生活環境創生交付金」を活用しており、あるやうむは来年度の導入自治体を募集しています。

▪️問い合わせ先
あるやうむ公式サイト お問い合わせ
https://alyawmu.com/contact

■販売を想定しているもの

あるやうむが想定しているのは、下記の3つです。

  1. 富山県舟橋村「舟橋村で収穫された新米の複数年お届け便」
  2. 香川県琴平町「金丸座の"スッポン"の仕掛けを体験できる権利」
  3. 北海道むかわ町「日本屈指の恐竜化石、カムイサウルスの等身大レプリカを所有できる」

ただし、これらはすべて企画段階で、内容は変更する可能性があるとのことです。

◆富山県舟橋村「舟橋村で収穫された新米の複数年お届け便」

舟橋村で収穫された「ばんどり米」の新米が複数年にわたってNFT所有者に届く。自然豊かな土地と立山からの澄んだ雪解け水の恵みを受けたお米を、毎年味わいたい方向けの権利。※他自治体でも同様の商品の展開を検討中。

◆香川県琴平町「金丸座の"スッポン"の仕掛けを体験できる権利」

現存する日本最古の芝居小屋「金丸座」で、舞台下からせり上がる“スッポン”の仕掛けを実際に体験できる。 役者が登場するあの瞬間を自身で体験できる希少な体験。さらに普段は行けない表の櫓なども見学が可能。NFTには歌舞伎にゆかりのある絵師を採用し特別なイラストNFTに。

◆北海道むかわ町「日本屈指の恐竜化石、カムイサウルスの等身大レプリカを所有できる」 

日本の恐竜全身骨格で最大の「カムイサウルス」の等身大レプリカを所有する権利。科学的価値と芸術的スケールを併せ持つ“唯一無二の存在”の価値を所有できる。

■今回の取り組みについてのコメント

本取り組みを始めるにあたり、下記4名によるコメントが寄せられています。

  • 富山県舟橋村 渡辺光 村長 様
  • 香川県琴平町 片岡英樹 町長 様
  • 北海道むかわ町 竹中喜之 町長 様
  • 株式会社あるやうむ 畠中博晶 代表

以下、プレスリリースのコメントを引用しています。

◆富山県舟橋村 渡辺光 村長 様

本村は面積3.47平方キロメートルと全国で最も小さな自治体で、住民同士の距離が近く強い絆で結ばれています。小さいながらも常に新たな挑戦に取り組む気風を育んでまいりました。美味しいお米などの農産物をはじめ、地域資源にも恵まれています。しかし近年、子育て世代の移住増加により新旧住民の交流が減少し、コミュニティの一体感維持が課題となっております。

こうした中、本村では、昨年度から、村内の休耕田を活用したヒマワリの栽培を通して住民の交流促進を図る「サンフラワープロジェクト」を開始したところであり、村内外から多くの方にプロジェクトを応援いただきました。

このたび、高付加価値NFTプラットフォームの導入により、プロジェクトをNFT化し、村の取り組みをさらに国内外へ広く発信することで新たな応援者(関係人口)を生み出せると期待しております。また、NFT化による収益を活用して、プロジェクトの拡充につなげてまいりたいと考えております。

【高付加価値NFT販売プラットフォーム導入】舟橋村・琴平町・むかわ町がTYPE V交付金で自治体の「稼ぐ力」を創出
富山県舟橋村 渡辺光 村長 様

◆香川県琴平町 片岡英樹 町長 様

本町は「四国は讃岐のこんぴらさん」の金刀比羅宮を中心に門前町文化が息づく観光のまちとして発展してまいりました。しかし近年、コロナ禍からのインバウンドを中心に回復基調はあるものの、国内観光客の減少と日帰り観光の定着により、観光消費額の向上を目指すものの地域経済にも陰りが見えております。

こうした状況下、本町では高付加価値NFTプラットフォームの導入に期待しております。NFTを活用して本町の観光資源や伝統文化を国内外へ発信し、「一生に一度はこんぴら参りから、何度も行きたい町」へ転換すべく、新たなファンや関係人口を獲得するとともに、その収益を地域振興に役立てたいと考えております。例えば、伝統芸能の歌舞伎と日本で一番古い芝居小屋の融合である四国こんぴら歌舞伎大芝居や参拝文化をNFT化して世界に発信し、新たな観光需要を創出するとともに、特典付き体験によって観光客の滞在時間を延ばし、地域経済の活性化につなげていきたいと期待しております。

【高付加価値NFT販売プラットフォーム導入】舟橋村・琴平町・むかわ町がTYPE V交付金で自治体の「稼ぐ力」を創出
香川県琴平町 片岡英樹 町長 様

◆北海道むかわ町 竹中喜之 町長 様

むかわ町は北海道の太平洋沿岸に位置する自然豊かな町です。国内最大級の恐竜全身骨格化石の発見地として知られております。しかし平成30年の北海道胆振東部地震で大きな被害を受け、現在も復興途上です。震災以降、人口減少と少子高齢化が一段と進み、広い町で地域活力を維持することが課題です。

こうした状況において、本町ではNFTプラットフォームの導入に期待しております。恐竜化石や特産品をNFTとして国内外へ発信し、恐竜ファンや本町の応援者との新たなつながり(関係人口)を創出したいと考えております。町の認知度を高め、地域ブランドの確立や収益源の確保につなげ、震災からの復興と持続可能な地域づくりに役立ててまいりたいと存じます。

【高付加価値NFT販売プラットフォーム導入】舟橋村・琴平町・むかわ町がTYPE V交付金で自治体の「稼ぐ力」を創出
北海道むかわ町 竹中喜之 町長 様

◆株式会社あるやうむ 畠中博晶 代表

NFTプラットフォームを通じた地域資源の戦略的な発信により、国内外への効果的なプロモーションと継続的な関係人口の創出を実現したいです。3自治体それぞれが新たな収益確保により地域の財政基盤が強化され、行政サービスの質の向上と住民生活の満足度向上を目指します。

【高付加価値NFT販売プラットフォーム導入】舟橋村・琴平町・むかわ町がTYPE V交付金で自治体の「稼ぐ力」を創出
株式会社あるやうむ 畠中博晶 代表

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