
フランスのデジタルアーティスト8TH PROJECTが5月27日にローンチした1/1アートコレクション「Supremon 151」は、ミント価格0.019ETHで公開直後に151点すべてが完売しました。
✨️What is Supremon 151 ?
— 𝟖𝐓𝐇 𝐏𝐑𝐎𝐉𝐄𝐂𝐓 🟧 (@8thproject1) May 28, 2025
- That's 151 1/1's and 151 days of work.
- It's a little-known artistic style: Suprematism (a tribute to Malevich and Kandinsky).
- It's 80K new followers on Instagram thanks to this collection.
- It's 148 ETH traded on OS
in 72H and a 1ETH floor.
-… pic.twitter.com/wprAuKmN6n
その後の二次流通では28日にフロア価格が一時2ETHを超え、72時間で取引高は148ETHに達しています。
Supremon 151とは?

Supremon 151は、初代ポケモン151体を抽象芸術「スプレマティスム」で再解釈した一点物シリーズです。
幾何学図形と限定色のみでキャラクターの本質を表現する手法が話題を呼び、公開から数日でアーティストのInstagramフォロワーが8万人増加したと報告されています。
全作品は151日にわたり手描きで制作されており、コレクターは子ども時代の記憶を現代アートとして所有する体験を得られます。
・制作期間:151日 ・作品数:151点(すべて1/1) ・ミント価格:0.019ETH(即完売) ・取引所:OpenSeaほか
フロア価格急騰と市場へのインパクト
一次完売後の二次流通では、数時間で0.6ETH、24時間以内に0.9ETHへと上昇しました。
28日にはピークとなる2ETH超えを記録し、一時ミント価格比で約100倍となりました。72時間の出来高は148ETHに達し、複数のNFTインフルエンサーによる購入報告も追い風となっています。

今回の成功を支えた主な要因は、以下の三点と考えられます。
- 手頃なミント価格で参入障壁を下げたこと
- ノスタルジーと抽象芸術を組み合わせた独自性
- 1/1アートという希少性
2025年春以降、低調だったNFT市場でフロアが2ETHを超えたことは「質の高いIPとストーリーがあれば買い手は戻る」ことを示す好例となりました。
市場では「NFT is back」という期待の声が再び高まりつつあります。