
Digital Entertainment Asset Pte.Ltd(DEA)は、同社が開発・提供する参加型社会貢献ゲーム「PicTrée(ピクトレ)」において、NTT東日本グループの株式会社NTT-MEと連携し、東北3県(青森・秋田・山形)を対象とした実証実験を2025年5月17日(土)より開始すると発表しました。
対象となるのは各県約5万本、合計約15万本の電信柱で、撮影によるインフラ維持管理の効率化と市民参加型データ収集の可能性を検証します。
実証実験の概要
本実証は「県対抗!電柱合戦 in 青森・秋田・山形」と題し、PicTréeアプリを使って一般参加者が電信柱を撮影・登録し、地域ごとの撮影数や成果を競う形式で実施されます。

引用:プレスリリース
開催期間は5月17日から6月22日まで、撮影可能時間は毎日7:00〜18:00。撮影1本あたり40〜60円相当のポイントが付与されるほか、撮影数ランキングに応じて総額30万円分の報酬が分配されます。
今回の取り組みは、インフラ管理のコスト削減や人手不足への対応策としても注目されています。
PicTréeとは

引用:プレスリリース
「PicTrée(ピクトレ)」は、プレイヤーが3つのチームに分かれ、電柱やマンホールなどの電力アセットを撮影・登録し、その数や距離を競い合う“社会貢献型Web3ゲーム”です。
チェックイン、撮影、アセット同士の「コネクト(接続)」といったアクションを通じてポイントを獲得でき、プレイヤーにはAmazonギフト券やDEAPcoin(DEP)などの報酬が与えられます。
今回の実証実験は、ゲームの枠を超えた社会実装事例として、Web3とインフラ管理の新しい連携モデルとなることが期待されます。