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スポーツブランド大手Adidasは、Suiブロックチェーン上で開発中のシューティングゲーム『Xociety』と提携し、ゲーム内アバター用の限定スキンを収めたNFTミステリーボックスを5月16日にリリースすることを発表しました。

今回のコラボは、AdidasがこれまでBored Ape Yacht ClubDoodlesと行ってきたNFT施策に続くものです。

『Xociety』側は昨年7月に750万ドルを調達しており、大手ブランドとの協業でゲーム内経済とコミュニティの拡大を狙います。

NFTミステリーボックスの内容

adidas sui xociety nft
(画像=引用:XOCIETY公式X)

ミステリーボックスは総数2,600個で、価格は1点につき129ドル。中にはAdidasロゴ入りトップス・ボトムス・スニーカーのセットが封入され、レアリティは「Uncommon」から最上位の「First」まで4段階に分かれます。

最上位ボックスには8種類すべてのスキンセットが同梱されるほか、真正性証明書と『Xociety』の株式トークンXCSも付与される仕様です。開封後のスキンNFTは二次流通マーケットで売買可能となります。

販売スケジュールとプラットフォーム

ADIDAS XOCIETY
(画像=引用:TradePort)

ボックスはSuiチェーンのNFTプラットフォーム「Tradeport」で5月16日に販売開始され、5月23日まで購入可能です。ローンチ前日の15日にはEpic Games Storeで次期プレイテストが予定されており、プレイヤーは実際のゲーム内でスキンの使用感を試せる見込みです。

AdidasのWeb3戦略と業界動向

Adidasは2021年のBAYC提携以降、DoodlesやStepnとのデジタルアパレル展開を継続し、フィジカル×デジタルのブランディングを強化しています。一方で競合のNikeは2024年末にRTFKT部門を閉鎖しており、大手アパレル各社のWeb3路線は分かれつつある状況です。

今回の取り組みは、ゲームを軸にした着せ替え型NFT”市場が次の成長領域になることを示唆しています。

この記事を書いた人

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