
ザインエレクトロニクス株式会社(6769)は、華勤技術股份有限公司(中国上海市、以下:HQ社)との合弁契約を解消し、合弁会社ザイン・ハイパーデータ株式会社(神奈川県横浜市)のHQ社持分全株式をザインエレクトロニクスが譲受し、連結子会社化することを決定した。
ザインエレクトロニクスを含むTHineグループは、主に、LSI事業、AIOT事業を展開している。
ザイン・ハイパーデータは、データサーバー、AIサーバー製品、ストレージ製品、スイッチ製品等の企画・開発・製造・販売・保守ならびに関連するソフトウェアとシステム及びソリューションの開発・提供・構築等を行っている。
合弁解消の理由
THineグループは、AIOT事業の一貫として、2024年3月にサーバー事業を立ち上げ、HQ社と合弁契約を締結し、日本市場・日系企業を対象に排他的独占販売権を有する合弁会社ザイン・ハイパーデータを2024年6月に設立した。
しかしながら、昨今の米中問題に起因するザインエレクトロニクスの事業環境の変化に鑑み、日本市場に対応した事業展開を進めるため、協議を重ねた結果、合弁契約を解消することについて両社で合意した。
株式の状況
ザイン・ハイパーデータのHQ社出資分(3,000株、発行済株式総数に対する割合30%)を、ザインエレクトロニクスが全数取得する。
日程
合弁契約の解消及び株式譲受実行日:2025年4月28日(予定)