顧客が“お得意様”に変わる、デジタル会員権アプリ「SLAPS(β版)」がリリース

株式会社Decentierは、飲食店などが選ばれた顧客に対して特別なメンバーシップを発行できるデジタル会員権アプリ「SLAPS(スラップス)」のβ版を公開しました。

顧客が“お得意様”に変わる、デジタル会員権アプリ「SLAPS(β版)」がリリース

初期段階では飲食ブランドを中心に展開し、今後はホテルやファッション、アウトドアなど他分野のライフスタイルブランドへの展開も予定されています。

会員限定特典とギフト可能なチケット設計

「SLAPS」は、飲食店が信頼する顧客を選定し、その顧客に対してデジタル会員権(メンバーシップ)を発行するサービス。

会員には以下のような特典が付与されます。

・限定メニューや特別コースの提供
・個室や特別席の利用権
・試食会や限定イベントへの招待

また、アプリ内では会員がチケットを購入・利用でき、知人へのギフトとしても送信可能です。

決済と顧客管理もスムーズに

SLAPSにはスマート決済機能も搭載されており、チケットを使ってスムーズに会計が完了する仕組みが整っています。

店舗側は発行したメンバーシップや顧客情報を一元管理でき、チャットやニュース配信を通じて顧客との関係強化も図れます。

2025年夏に正式版リリース予定

現在はテスト導入を目的としたβ版としての提供ですが、今夏には商用版のリリースが予定されています。

誰でも使えるオープンな仕組みではなく、あくまでも“選ばれたお客様”に対して特別な体験を提供するアプローチが、既存のポイントカードや来店アプリとは異なる点として注目されます。

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