株式会社Apas Portが手掛ける社会貢献型暗号資産レンディングサービス「HARVEST FLOW」は、世界的人気NFTプロジェクト「Dour Darcels」と提携し、カンボジアで88台・約30万米ドル相当のトゥクトゥクをドライバーに提供したことを発表しました。
さらに、現実世界資産(RWA)にNFTアートラッピングできる新サービス「Custom Wraps」でDour Darcels NFT限定のラッピングプロジェクトがスタートするとのことです。

トゥクトゥクは、カンボジアの都市部で広く利用される市民や観光客にとって欠かせない交通手段。
カンボジアの平均月収が約200ドルと言われる中、トゥクトゥクタクシーのドライバーは月400ドル以上を稼ぐことができ、貧困脱出への道を開く重要な手段となっています。
しかし、トゥクトゥクの購入は多くのドライバーにとって経済的負担が大きく、銀行ローンを利用できる人はごくわずかです。
本プロジェクトは、暗号資産とNFTを活用して、カンボジアのトゥクトゥクドライバーの生活を支える取り組み。HARVEST FLOWが提供する暗号資産レンディングサービスを通じて資金を集め、支援者にはその応援の証としてProof of Support(応援証明書)NFTが発行されます。このNFTは単なるデジタル証明書にとどまらず、トゥクトゥクのようなRWA(現実世界資産)を可視化する役割も担っており、Web3技術を活用して現実世界の課題に直接アプローチする新しいソーシャルアクションの形を実現しています。
このたび、HARVEST FLOWは世界的人気を持つNFTプロジェクトDour Darcelsと手を組み、暗号資産レンディングを通して88名の現地ドライバーに総額約30万ドル相当のトゥクトゥクを提供しました。
これらのトゥクトゥクにはDour Darcelsのキャラクターデザインをあしらった、カラフルで目を引くラッピングが施されており、街中を走るその姿は、カンボジアの新たなシンボルとして人々の注目を集めつつあります。

年間650万人以上が訪れるカンボジアの観光地でトゥクトゥクを新たな広告媒体として活用することで、プロジェクトの社会貢献の象徴として世界的認知度向上を図るとともに、売上の一部をドライバーに還元することによりドライバーの経済的自立を支援することにも繋がっています。
Dour Darcels CEOのJack Yeung氏は今回のプロジェクトについて、
「HARVEST FLOWのおかげで、ビジネス構造に関する洞察や弁護士による法的アドバイス、Web3テクノロジーの提供を受けることができ、私たちのコミュニティがこのような意義のあるプロジェクトに参加できる新たな方法を生み出すことができました。(中略)現地のカンボジアの人々や世界中の観光客にDour Darcelsを知ってもらうために、コミュニティと共に取り組めることに、とてもワクワクしています。」と、コメントしています。