データ・アプリケーション、デジタルトランスコミュニケーションズを子会社化へ

株式会社データ・アプリケーション(3848)は、デジタルトランスコミュニケーションズ株式会社(東京都中央区、以下:DTC社)の発行済株式の一部を取得するとともに、データ・アプリケーションを株式交付親会社、DTC社を株式交付子会社とする簡易株式交付を行うことを決定した。

なお、本株式取得及び本株式交付に伴い、DTC社はデータ・アプリケーションの連結子会社となる予定。

データ・アプリケーションは、EDI(電子データ交換)を中心にデータ連携分野において、信頼性の高いパッケージソフトウェア「ACMS(Advanced CommunicationManagement System)シリーズ」を提供している。

DTC社は、SIer企業で、EDIを基軸としたビジネスインフラソリューションを展開している。

背景・目的

データ・アプリケーションは、2025年3月期から2027年3月期までの3カ年の中期経営計画を策定し、事業戦略として「事業領域の拡大・開拓」「収益安定性の向上」「人的資本経営の推進」の3つを掲げている。

両社のEDI領域における知見・ノウハウを共有・連携させていくことで、データ・アプリケーションの中期経営計画で掲げている、「事業領域の拡大・開拓」における「データ連携市場の拡大」に貢献する。

また、人的交流や人材採用・育成ノウハウを双方で共有することにより、「人的資本経営の推進」における「優秀な人材の獲得」や「人材育成の強化」につながり、グループの事業領域拡大並びに業績拡大を図る。

本株式取得及び本株式交付の方式

データ・アプリケーションは、DTC社の発行済株式の120,000株のうち、本株式取得により48,953株を取得し、本株式交付により12,247株を取得することで、DTC社の発行済株式の51.00%を取得し、DTC社を連結子会社化する予定。

株式取得数、取得価額及び取得前後の所有株式の状況

異動前の所有株式数 -株(議決権の数:-個)(議決権所有割合0%)
取得株式数 48,953株(議決権の数:48,953個)(議決権所有割合40.79%)
取得価額 守秘義務契約により非開示
異動後の所有株式数 48,953株(議決権の数:48,953個)(議決権所有割合:40.79%)

本株式交付に係る割当ての内容(株式交付比率)

本株式交付に係る株式交付比率:
データ・アプリケーション(株式交付親会社)1
DTC社(株式交付子会社)5.144

※本株式交付に伴い、DTC社の普通株式1株に対して、データ・アプリケーションの普通株式5.144株を交付する。

日程

株式取得効力発生日:2025年4月1日(予定)
株式交付効力発生日:2025年4月1日(予定)

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(提供:日本M&Aセンター

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