ネクスグループ、暗号資産システムトレードのZEDホールディングスを買収

株式会社ネクスグループ(6634)は、株式会社カイカフィナンシャルホールディングス(東京都港区)より、株式会社ZEDホールディングス(大阪府堺市)の株式を取得し、連結子会社化することを決定した。

ネクスグループは、グループ企業の経営戦略策定及び経営管理、農業ICTの企画・開発・販売等を行っている。

ZEDホールディングスは、暗号資産交換業社である株式会社Zaif、Web3のコンサルティング企業であるチューリンガム株式会社などを傘下に保有する持株会社。チューリンガム社は、2022年にネクスグループとネクスコイン(NCXC)の価値向上に向けた取り組みを進めている。

背景・目的

ネクスグループは、2022年度において慢性的な営業赤字からの脱却と財務基盤の強化を目的とした事業構造改革により、不採算事業から撤退したことで営業赤字の改善と同時に連結売上高の70%が減少した。

その後、2023年4月に中期経営計画を策定し、IoT関連事業主体の現在の事業モデルから、デジタルコンテンツや暗号資産分野などを含めたWeb3領域への積極的な展開を目指している。

本件M&A通じて、ネクスグループが目指すWeb3領域への参入と、ネクスコイン(NCXC)の価値向上の取り組みを強化する。

株式の状況

異動前の所有株式数 0株
取得株式数 31,549株(議決権の数:31,549個)
取得価額 株式会社ZEDホールディングスの普通株式 529百万円
取得検討費用等(概算額)         10百万円
合計(概算額)              539百万円
異動後の所有株式数 31,549株(議決権の数:31,549個)(議決権間有割合:84.38%)

日程

株式譲渡実行日:2025年2月3日

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(提供:日本M&Aセンター

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