TOPPANホールディングス、ルワンダのデジタルBPO会社であるJONGOROGOSEIを買収

TOPPANホールディングス株式会社(7911)は、JONGOROGOSEI Ltd(ルワンダ)の株式を100%取得したことを発表した。

TOPPANグループは、「印刷テクノロジー」をベースに、「情報コミュニケーション事業分野」「生活・産業事業分野」「エレクトロニクス事業分野」の3分野にわたり幅広い事業を展開している。

JONGOROGOSEIは、ルワンダを拠点に日本企業向けの画像加工やAI アノテーション、Web制作を行うITオフショア事業を展開している。

背景・目的

TOPPANグループは、将来の成長市場として期待されるアフリカ市場でのDX・SX分野のビジネス創出を推進している。

その一環として、2023年にはルワンダ・タンザニアで農園ビジネスを核にSmart Village Projectを展開するOS Trading & Investments Pte. Ltd.(シンガポール、以下:OSTI)との資本業務提携を行った。さらに、TOPPANデジタルとOSTIとサグリ株式会社(兵庫県丹波市)との3社で、東アフリカにおけるスマート農業実現に向けた実証を実施している。

TOPPANグループは、本件M&Aにより、JONGOROGOSEIのアフリカでのデジタルBPOオフショア事業を拡大するとともに、同社のアフリカにおけるビジネスの知見・ノウハウを活用し、アフリカにおいてDX・SX領域での様々なビジネス展開を狙う。

またそれに伴い、ルワンダにおける雇用を拡大するとともに、従業員に対しICTスキルやデジタル技術に関する研修プログラムなどを提供することで、ルワンダの持続的な成長に資する人財育成に貢献していく。

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(提供:日本M&Aセンター

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