「ECサイトの売り上げが上がらない」
「売れるECサイトを作りたい」
このようなお悩みをお持ちの方もいるのではないでしょうか。
ECサイトへの集客はできても、思うような売り上げが作れないといった悩みを持つ方は少なくありません。売れるECサイトを作るには、デザインや機能など様々な部分にフォーカスする必要があります。
本記事では、売れるECサイトの作り方を紹介します。デザインと機能に分けて詳しく解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
売れるECサイトと売れないECサイトの違い
売れるECサイトと売れないECサイトの違いはなんだろうと疑問を抱いている方もいるのではないでしょうか。主な違いは下記があげられます。
・欲しい商品を見つけやすい
・購入前の動線がスムーズ
・ファーストビューのデザインが魅力的
・スマートフォンでも見やすい
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
欲しい商品や情報を見つけやすい
1つ目のポイントは、欲しい商品や情報を見つけやすいことです。売れるECサイトでは、商品のカテゴリやブランド、ジャンルなどが細かく分けられており、欲しい情報を迅速かつスムーズに見つけられます。
一方で売れないECサイトは、欲しい情報が見つけづらい傾向にあります。同じ商品や情報量を扱っていても、欲しい商品が手早く見つからないと離脱される可能性が高まってしまうため、どれだけスムーズに商品を見つけられるかが重要になります。
購入前の動線がスムーズ
売れるECサイトと売れないECサイトでは、購入前の動線にも違いがあります。ユーザーが欲しいと感じた商品をカートに入れていたとしても、決済に進むまでに余計な広告などのページがあると、離脱される可能性が高まります。
以下は購入までの動線として一般的な例です。
- サイトトップページ
- 商品ページ
- カートページ
- 決済ページ
- 購入完了
売り上げを向上させるには、購入までに余計な過程を挟まないよう意識しましょう。
ファーストビューのデザインが魅力的
ファーストビューが魅力的なデザインになっているかも、売れるECサイトと売れないECサイトの違いです。
ファーストビューとは、Webサイトの顔と言える部分でスクロールをせず最初に表示される箇所を指します。メインビジュアルやキャッチコピーなどユーザーの第一印象を大きく左右する重要な箇所です。
サイトの良し悪しを判断するのにかかる時間は3秒程度といわれており、ファーストビューが悪いと離脱されやすくなります。
売れるECサイトを作るためのデザインについては、後ほど紹介します。
スマートフォンでも見やすい
近年では、スマートフォンの利用者が増加していることからパソコンとあわせてスマートフォンを意識したデザインになっているかが重要です。
ECサイトから思うように売上がたっていない場合は、スマートフォンでの視認性が悪い可能性があります。
重視すべきデザインのポイントは取り扱っているサービスや商品によっても異なりますが、スマートフォンでも見やすいサイト作りを意識しましょう。
(デザイン・UI編)売れるECサイトにするためのポイント
売れるECサイトを作るためのデザインやUIのポイントは、下記の通りです。
・惹きつけられるファーストビューを意識する
・購入までの動線を最短にする
・購入ボタンに工夫を施す
・商品説明文はお客様目線でわかりやすい文章にする
・魅力的な商品写真を掲載する
・PRに動画も活用する
・サイト内で回遊性を意識したデザインにする
・表示スピードが速いデザインにする
1つずつ詳しく解説していきます。
惹きつけられるファーストビューを意識する
ユーザーが惹きつけられるファーストビューを意識しましょう。伝えたい情報やキャッチーな画像、キャッチコピーをわかりやすく表示することが大切です。
アパレルであれば、自社商品に関するバナーを上部に表示し、ユーザーの目を引くデザインにしてみましょう。
また、ファーストビューが常に同じ状態だと、ユーザーに飽きられてしまう可能性があります。常に変化をつけるためにも、定期的に更新することが大切です。定期的に更新されるとユーザーの滞在率や回遊率アップを期待できます。
購入までの動線を最短にする
「売れるECサイトと売れないECサイトの違い」でも紹介しましたが、購入までの動線を最短にすることが大切です。
「トップページ→商品ページ→カート→支払い→購入」の流れにすると、余計な過程を挟まず購入までたどり着けるため、ユーザーの離脱率低減を期待できます。
他にもページの読み込みスピードが遅かったり、余計な広告ページが入っていたりすると離脱されやすくなります。広告は商品ページにバナーとして表示させるなどして、購入までの動線はできるだけ最短にするよう意識しましょう。
購入ボタンに工夫を施す
ユーザーがクリックしたくなるような購入ボタンを作ることも大切です。購入ボタンは目立ちやすいカラーにしたり、影をつけて立体的にしたりするなど、ユーザーにとってわかりやすいデザインを意識しましょう。
スマートフォンだと画面が小さくなるため、購入ボタンが小さいと見えづらくなります。そのため、できるだけ購入ボタンを大きく表示させるなどの工夫も必要です。
商品説明文はお客様目線でわかりやすい文章にする
商品説明文はお客様目線でわかりやすい文章にしましょう。
顧客は、ECサイトに掲載されている写真や商品説明文を見て購入するかを検討します。しかし、ECサイトの商品は実店舗とは異なり手に取ることができません。
そのため、自分だったらどのような情報を知りたいか、不安に感じる部分はあるか、欲しい情報はあるかなど顧客目線に立ち、説明文を考えましょう。
ECサイトのわかりやすい商品説明文の書き方を詳しく知りたい方は、下記ページもご覧ください。
魅力的な商品写真を掲載する
ECサイトにおいて、ユーザーは写真を見て商品の良し悪しを判断し、購入を検討します。
そのため、魅力的な商品写真を撮影することも大切です。
商品画像がイマイチだったり、枚数が少なかったりすると、購入率が大きく下がる可能性があります。
写真撮影の前に、ユーザーが知りたい情報はなにか、どのような写真なら商品を欲しくなるかを把握することが大切です。
ユーザーのニーズを捉えていないと、写真撮影にどんなに力を入れてもユーザーには響きません。魅力的な商品写真の撮り方を詳しく知りたい方は、下記ページもご覧ください。
PRに動画も活用する
売れるECサイトを作るには、PRに動画も活用するのもおすすめです。わかりやすい商品説明文や商品画像に加え、商品に関する動画を掲載することで、より商品の魅力やサイズ感、使用感などをリアルに伝えられます。
動画は「1分の動画は180万語に匹敵する」といわれるほど、情報の伝達力が高い傾向にあります。
ECサイトにおける動画の活用方法を詳しく知りたい方は、下記ページもご覧ください。
サイト内での回遊性を意識したデザインにする
ECサイトへのアクセスは多いものの、売り上げには繋がらないという場合は回遊性に問題があるのかもしれません。
購入に繋げるには、1つの商品を見た後に、他の商品も見て回れる回遊性を意識したデザインにすることも大切です。回遊性を意識したデザインを作る上では下記があげられます。
・新着・再入荷・カテゴリ別の商品案内
・人気ランキング・おすすめ商品・季節の限定商品
これらをユーザーの見える位置に設置することで、より他の商品も見てもらいやすくなります。売れるECサイトの商品ページの作り方を知りたい方は、下記ページもご覧ください。
表示スピードが速いデザインにする
ECサイトは、読み込みページが遅いと離脱される可能性が高まるため、ページの読み込みスピードも大切になります。
表示スピードを速くする手段として、画像圧縮ツールで画像のデータ量を減らすことは重要です。他にも、サイトで設定されている大きさに画像をリサイズするのもおすすめです。
ECサイトの表示スピードを早める方法を知りたい方は、下記ページもご覧ください。
(機能編)売れるECサイトにするためのポイント
売れるECサイトを作るには、デザイン以外に機能も大切なポイントです。機能面で意識したいポイントには、下記があげられます。
・レコメンド機能を搭載する
・各種決済サービスに対応する
・適切なサイト分析
・ターゲット顧客とコミュニケーションを図る
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
レコメンド機能を搭載する
1つ目のポイントは、レコメンド機能の搭載です。
レコメンド機能とは、顧客の閲覧履歴や購入履歴などに基づき、関連する商品やサービスを自動的に表示させる機能です。
実店舗の店員のような役割を担い、ユーザーに合った商品を提案でき、売り上げ向上も期待できるでしょう。
futureshopでは「future AI Recommend」によるレコメンド機能を搭載しています。主なレコメンド機能は、下記の通りです。
・行動履歴ベースレコメンド
・閲覧商品ベースレコメンド
・購入商品ベースレコメンド
また、表示したいカテゴリや表示したくないカテゴリを絞れるフィルタ機能も充実しています。例えば「ニット」商品は表示したいが「秋冬商品」はレコメンドとして表示させないなど、細かな設定が可能です。
futureshopのレコメンド機能を詳しく知りたい方は、下記ページもご覧ください。
各種決済サービスに対応する
売れるECサイトを作るには、各種決済サービスに対応することも大切です。顧客が希望する決済方法がないと、決済ページで離脱される可能性があるため、できるだけ多くの決済サービスに対応できるとよいでしょう。
futureshopでは、下記の決済サービスに対応しています。
・クレジットカード決済
・キャリア決済
・コンビニ決済
・他社アカウント連携・決済(Amazon Pay、楽天ペイ)
・NP後払い
・あと払い(ペイディ)
・Apple Pay
・銀行振込・代引その他
futureshopの決済機能を詳しく知りたい方は、下記ページもご覧ください。
適切なサイト分析
適切なサイト分析も、売れるECサイト作りにおいて大切な要素です。サイト分析をすると、ユーザーの行動パターンやページごとの離脱率、購入に至るまでのステップが明確になります。具体的に改善すべきポイントがわかるため、より良いECサイトを作るためのヒントになります。
futureshopでは、Google アナリティクスに対応したアクセス解析が可能です。確認いただける分析結果は下記の通りです。
・リアルタイムレポート
・集客レポート
・エンゲージメント レポート
・収益化レポート
・維持率レポート
・ユーザー属性レポート
・テクノロジー(ユーザー環境)レポート
futureshopのアクセス解析をより詳しく知りたい方は、下記ページをご覧ください。
ターゲット顧客とコミュニケーションを図る
ターゲット顧客とコミュニケーションを図ることも大切です。顧客とコミュニケーションを図ることで、関係性が深まり、商品やサービスを購入してもらいやすくなります。
さらにメルマガによるコミュニケーションは、年齢や性別などセグメント分けできるため、ターゲット顧客に適したコミュニケーションを図れます。コミュニケーションにより顧客満足度やリピート購入の促進ができると、LTV(顧客生涯価値)の向上につながるでしょう。
futureshopでは、メールマガジン機能やLINE連携などが可能です。詳しい機能は、下記ページをご覧ください。
futureshopのECサイト事例紹介
futureshopは、多様な機能と柔軟なカスタマイズ性を兼ね揃えたECサイト構築プラットフォームです。ここからは、futureshopのECサイト事例を3つ紹介します。
(食品)大江ノ郷自然牧場
大江ノ郷自然牧場のECサイトでは、写真をダイナミックに見せるレイアウトにより、顧客にインパクトを与えます。
さらに大江ノ郷自然牧場は、デザイン以外に、futureshopのCMS機能「commerce creator」や「futureshop omni-channel」を導入している点も特徴です。実店舗とECの会員情報やポイントを統合するなどの工夫で、ECの売り上げを急速に伸ばしています。
大江ノ郷自然牧場のサイトや事例については、下記ページをご覧ください。
(アウトドア用品)UNBY ONLINE STORE
「UNBY ONLINE STORE」は、ファーストビュー下に視認性の高いバナー画像リンクを設置しているデザインが特徴です。特集ページやキャッチコピーをバナー画像リンクにすることで、顧客がアクセスしたくなるページ構成になっています。
さらに、トップスやアウターなどの商品がわかりやすくカテゴライズされており、顧客が求めている商品にたどりやすい設計になっているのも特徴です。新着商品もひと目見て情報を得られるのは、顧客にとって嬉しいポイントといえるでしょう。
(雑貨)WAKO 公式オンラインブティック
「WAKO 公式オンラインブティック」のファーストビューは、フェードインのスライドショーとなっています。画像リンクは、スクロールに合わせてズームするおしゃれなアニメーション仕様です。
商品は使いやすくカテゴライズされており、ブランドの世界観を全面に出したECサイトとなっています。
futureshopなら自由度の高いデザインで売れるECサイトが作れる!
自由度の高いデザインかつ売れるECサイトを作りたい方は、futureshopのCMS機能「commerce creator(コマースクリエイター)」がおすすめです。
レスポンシブデザインとデバイス最適化デザインのどちらにも対応しているほか、パソコンやタブレットに共通テーマを利用し、スマートフォンのみ独立したテーマを利用するなど、柔軟にカスタマイズできます。
EC運営に関する知識がない方でもユーザーが買い物しやすいデザインを済ませた「スタートアップテーマ」も用意しています。
売れるECサイトを作りたい方は、ぜひfutureshopにお任せください。
まとめ
売れるECサイトと売れないECサイトの違いは、購入までの導線やファーストビューのデザインなど様々な部分にあります。売れるECサイトを作るには、デザインや機能など様々な部分に工夫を施さなくてはなりません。
futureshopでは、本記事で紹介した売れるECサイトを作るデザインや機能が搭載されています。興味がある方は、ぜひ一度futureshopにご相談ください。