SDGsは大企業のもの?いや、中小企業にこそ必須です
SDGsをよく知らないという方でも、丸い虹色の襟章をスーツに付けているサラリーマンなら見たことがある方も多いのではないでしょうか。
SDGsとは2015年に国連サミットにより採択された、2030年までに解決しようという世界の17の社会課題解決のゴールをまとめたものです。
社会課題を皆で解決しようという目標であるはずなのですが、日本においてはどこか、SDGsは大企業がCSRによるブランディングとして活用するもので、中小企業には縁遠いものだと考えている経営者の方も多いのではないでしょうか。
しかし、世の中の変化によってSDGsのような社会課題が生まれ、そういった社会課題を解決しようとするのがビジネスの原理であり、企業の存在意義のはずです。
それを是とすると、中小企業が世の中の変化に対応し、どんな時代も社会に必要とされながら、自社のビジネスを存続させるには、SDGsのような社会課題を無視できないのは当然です。
例えば、日本における少子高齢化という社会の変化、これによる人手不足という社会課題、これらを敏感にキャッチアップし、それを解決するRPAや人材紹介等といったビジネスにつなげられるかどうか、ということが企業の存続の鍵なのです。
SDGsを大企業のブランディングと捉えるのではなく、社会のどんな課題をどのように解決するかということに事業を通じて向き合い、自社のビジネスを突き詰めるという捉え方の方が本質であり、世の中の変化に、いち早く対応が求められる中小企業こそ注目すべきものです。