【GX分野の中途採用】年代や経験の有無を問わず、さまざまな属性の転職希望者が増加

アスエネ
西和田 浩平 代表取締役CEO

【PROFILE】慶應義塾大学卒業、三井物産にて日本・欧州・中南米の再生可能エネルギーの新規事業投資・M&Aを担当。ブラジル海外赴任中に分散型電源企業に出向、海外のM&A・PMI・事業投資・新規事業などを経験。 2019年、アスエネを創業。「次世代によりよい世界を」をミッション、「次世代を変える会社」をビジョンに、CO2排出量見える化クラウドサービス「アスエネ」、サプライチェーン調達におけるESG評価サービス「アスエネESG」、カーボンクレジット・排出権取引所「Carbon EX」のマルチプロクトを展開中のClimate Techのスタートアップを経営。2023年よりCarbon EXの共同代表取締役Co-CEOも兼任。Forbes Japan Rising Star Award受賞、Forbes Japan 100選出など多数のアワードを受賞。

カーボンニュートラルの実現が注目される中、企業は脱炭素やESG経営を推進するための人材確保に課題を抱えています。現在、転職市場で注目されているのが「GX人材」です。そのニーズは、過去7年間で7倍に増加したとの調査結果もあります。

実際に、CO2排出量の見える化・削減・報告を行うクラウドサービス「ASUENE」を提供している当社にも、サステナビリティや脱炭素、ESGに関わる人材の確保が難しいとの相談が寄せられています。これらの企業の課題を解決するため、2024年8月にGX人材専門の転職プラットフォーム「ASUENE CAREER」をローンチしました。

脱炭素やESG経営を推進したい企業や、再エネ、EV、サステナビリティコンサルティングなどのソリューションを提供する企業の幅広いニーズに対応しています。

一方で、GX関連職種への転職希望者も増加しています。既にGX関連職に従事している方はさらなるキャリアアップを望み、未経験者は社会課題に関わる業務を希望するなど、年代も問わず、転職希望者の属性はさまざまです。ただし、「GX」という概念がまだ新しいため、各企業は「自社に必要なGX人材」のスキルやマインドセットの要件を整理できていないことがあります。

採用活動を成功させるためには、まず自社の経営方針や脱炭素・ESG経営の推進方向を見定めることが重要です。また、経産省主導のGXリーグでは、2024年5月からスキル要件の定義が始まったばかりであり、何から手をつければよいかわからないという声もよく聞かれます。

今後、ニーズが急増する脱炭素・ESG経営において重要な人材を確保するためには、脱炭素領域に知見のある紹介エージェントや当社のようなプラットフォーマーのパートナーを見つけることが採用成功の一つの選択肢となります。急成長が見込まれるGX・脱炭素の産業に優秀な人材を集めることに大義があるため、当社は積極的にアクションを起こしていきます。

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