シンガポールを拠点にグローバルで課題解決ゲームプラットフォーム事業を展開するDigital Entertainment Asset Pte.Ltd.（本社：シンガポール、Founder&CEO：吉田 直人、Founder&Co-CEO：山田 耕三、以下、DEA）と、Greenway Grid Global Pte.Ltd.（本社：シンガポール、代表取締役社長：芝 和彦、以下、GGG）が、東京電力パワーグリッド株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長 社長執行役員：金子 禎則、以下、東電PG）と3社で共同開発中の参加型社会貢献ゲーム「PicTrée ～ぼくとわたしの電柱合戦～」（以下、「ピクトレ」）が、「インフラゲーム」として日経トレンディ（2024年12月号）の「2025年ヒット予測」で第24位に選出されました。
「ピクトレ」は、持続可能な社会の実現を目指し、ゲーミフィケーションを活用してインフラ企業が抱える課題解決に貢献する参加型社会貢献ゲームです。プレイヤーは3チームに分かれ、電柱やマンホールなどの電力アセット（※1）を撮影し、電線を繋ぐ長さなどを競い合いながら、ゲームを通じて身近なインフラ設備の保守活動に協力します。その結果、設備異常の早期発見等の社会貢献に寄与することができます。
2024年4月から6月に実施した群馬県前橋市で行った実証試験では、多くのユーザーからのインフラ設備の写真投稿により、電柱への樹木近接やカラスの営巣の早期発見につながりました。
このたび、日経トレンディ（2024年12月号）の「2024年ヒット商品 & 2025年ヒット予測」特集で、「ピクトレ」がインフラゲームとして2025年ヒット予測第24位に選ばれました。今後も都市インフラの点検活動を効率化し、参加者が楽しみながら社会に貢献できる新たなゲーム体験を提供していきます。
■「ピクトレ」実証試験第二弾、東京3区を対象に実施中
2024年7月26日（金）から11月末まで、実証試験の第二弾として、東京都千代田区、中央区、港区を対象に実証試験を実施中です。
今回の実証試験では新たに「ミッション機能（※2）」を追加し、特定の電柱に不具合が発生した際、市民の協力を得て早期に現状を把握する取り組みを行っています。
実証試験を通じて、アプリによって取得したインフラ設備の写真の有効性や、設備の保守・保安など点検業務への活用について検証するとともに、コンテンツの品質向上および適用範囲を拡大したサービスの多角化に向けて検討を進めてまいります。
※1）電力アセットとは電柱や鉄塔などの東電PGが所有している設備の総称
※2）ランダムに制限時間内に指定された電柱を撮影するミッションが発生
■Greenway Grid Global Pte.Ltd. Innovation Manager 鬼頭 和希 のコメント
プレイヤーの皆さまのみなさまのおかげで、このような名誉ある賞を受賞できました！
電柱をはじめとした、みなさまのまちのすべての設備を、楽しみながら、守っている未来をこれからも創っていきます。そして、その結果、誰からも愛され続けるまちというものを、このピクトレを通じ持続的に追求、実現してまいります。
■Digital Entertainment Asset Pte.Ltd. Founder & Co-CEO 山田 耕三 のコメント
このたび、インフラゲーム『ピクトレ』が日経トレンディ「2025年ヒット予測」第24位に選ばれ、大変嬉しく思います。この受賞は、チーム全員の努力、関係者の皆さまのご支援、そしてピクトレを楽しんでくださるユーザーの皆さまのおかげです。「遊ぶことが報酬を生み社会に貢献できる」という世界が実現する日も近いと感じております。来年は実際のヒット商品として評価されるよう、一層努力を重ねてまいります。
■「PicTrée（ピクトレ）～ぼくとわたしの電柱合戦～」の概要
「ピクトレ」はチームに分かれて、電柱やマンホールなど皆さまの身近にある電力アセットの撮影を行い、撮影した電力アセットの量や距離を競う「チームバトルゲーム」です。
プレイヤーは「アンペア」「ボルト」「ワット」の3チームから所属したい1チームを選択し、そのチームの一員としてゲームに参加します。ゲームでは電柱などの電力アセットに「チェックイン」や「撮影」というアクションを行い、さらに撮影した電柱同士を「コネクト（繋ぐ）」することによってポイントを獲得することができます。所属するチームの合計点によって3チームのランキングが決まります。
プレイヤーはゲーム内での活躍に応じて、Amazonギフト券やDEAPcoin（DEP）などの報酬が獲得できる他、一定期間行われる各シーズンの終了時にはチームランキングに基づくチーム報酬の獲得チャンスもあります。
