ボーネルンド、大阪・うめきた公園内に次世代型体験学習施設「ボーネルンド プレイ キューブ」をオープン

子どもの健やかな成長にあそびを通して貢献することを目的に、教育玩具・遊具の輸入・開発・販売とあそび場づくりを行うボーネルンドは、JR大阪駅前で開発を進める、うめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」の中核機能施設「JAM BASE」のエデュテインメント系施設として、うめきた公園内に、新業態となるあそび体験を通した新しい探求学習の場、「BorneLund PLAY CUBE(ボーネルンド プレイキューブ)」を9月6日にオープンする。

子どもたちは、生きるために必要な問題解決力や協調性、創造性のほとんどをあそびの体験から身につける。同社はあそびの専門企業として、創業から47年間、世界の教育玩具の輸入販売やあそび場の開発・運営を通じ、子どもの健やかな成長に寄与する場の創出を推進してきた。

現在、子どもを取り巻く状況はさらなる変化を迎えている。学校に行けない、行かない不登校の小中学校生が急増し、文部科学省の調査では2022年度に過去最多の約30万人となっている。学校に対する子どもや保護者の考え方も変化する昨今、多様な学びの受け皿を整備することが求められている。

また、デジタル化やグローバル化が進み、従来の決まった正解がある問題を解くことよりも、正解がない課題に対して考える活動と、そこにたどり着く学びのプロセスが重要となっている。

こうした社会的な変化を受けて、同社は子どもたちに多様なあそびを通した学びの機会を提供したいとの思いから、次世代型のフリースクールやアフタースクール機能も有した体験学習施設を始める。

ボーネルンド、大阪・うめきた公園内に次世代型体験学習施設「ボーネルンド プレイ キューブ」をオープン

「BorneLund PLAY CUBE」では、「ものづくり」「運動・健康」「自己表現」「自然科学」「屋外活動」などのさまざまな分野で、普段の生活では出会えない各分野のプロフェッショナルと子どもたちを結びつけ、一緒にあそびを通して学び、研究し、それぞれの知識をシェアする新しい探求学習の場を目指す。他者と協働して課題を解決していくことや、自分がやりたいこと、興味・関心のあることを自由に学べる探求学習を支援する。遊びながら「好き」「楽しい」を育み、そこから得た学びは、これからの社会に欠かせないイノベーションの原動力につながる。

同施設では、「あそび」「自分の好きを見つける」をキーワードに、大人を対象としたあそびと学びのセミナーや、教育や発達の専門家とともに子どもの発達や学びを研究するラボも開催する。また、大人も子ども連れも、気軽に利用できる遊べる親子カフェを併設する。

「BorneLund PLAY CUBE」では、コンセプトやビジョンに賛同してもらえるさまざまな企業や団体、研究者と連携しながら、多様なプログラムでスクールやセミナーを充実させていく考え。

ボーネルンド、大阪・うめきた公園内に次世代型体験学習施設「ボーネルンド プレイ キューブ」をオープン

次世代型フリースクール「子ども向けの新たなあそびと学びのスクール事業」(来年4月頃~)は、幼稚園や小学校に通う年齢の子どもたちを対象とした、学びの場。PLAY CUBE施設内だけでなく、公園もフィールドとして活用し、あそび体験を通した、多様な“本物”との出会いを提供するプログラムを展開する。子どもたちが、自分のやりたいことや、関心を持っていることに、じっくり取り組める場だという。「やってみたい」「おもしろそう」といった好奇心を広げ、成果や効果を求めず、自由に探究することをサポートする。楽しいあそびの要素があることで、学びそのものへの前向きな姿勢を持ち続けることができる。教科をカリキュラムで持つのではなく、子どもと普段出会えない大人たちをあそびで結びつけ、学びに変えていく体験を提供する。さまざまな企業・団体、大学、研究者、実践者などとのコラボレーションを強化し、多様なプログラムで、子どもたちの探求学習を支援する。

ボーネルンド、大阪・うめきた公園内に次世代型体験学習施設「ボーネルンド プレイ キューブ」をオープン

ワークショップ/セミナー「子ども・大人のあそびを通した新たな学びの場」(9月~)では、「あそび」をキーワードにした、様々な学びの機会を提供する。「子どもの発達と成長、学び、あそび」をテーマに、各界の専門家や実践者とみんなを結びつける場になり、知的好奇心を満たす場となる。親子を対象としたあそびと学びのワークショップや、教育者、保育者、ビジネスパーソン、子育て中の親など、大人を対象としたプログラムも用意する。講師を招いて、最新の教育メソッドに触れ、子どもの教育や発達・成長についてディスカッションすることで、知的刺激を受けるきっかけを創出する。

ボーネルンド、大阪・うめきた公園内に次世代型体験学習施設「ボーネルンド プレイ キューブ」をオープン

遊べる親子カフェ「公園内の憩いの場として、遊びながら過ごせる場所」(来年4月頃~)は、うめきた公園の広大な環境の中でも、親子で行きたい「あそび」のある居心地のいいカフェ施設を目指す。コーヒーやジュースを飲みながら、パズルやゲームにじっくりチャレンジしたり、クラフト遊びなどのワークショップを楽しみながら、のんびり滞在できる場となっている。

[「BorneLund PLAY CUBE」概要]
施設名:BorneLund PLAY CUBE(ボーネルンド プレイキューブ)
所在地:グラングリーン大阪 うめきた公園ノースパーク内
床面積:941m2(1階屋内:506m2、2階屋内:219m2、2階バルコニー:216m2)
営業開始日:9月6日(金)
※営業日時、料金等の詳細は確定次第、ボーネルンド公式ウェブサイトで知らせる

ボーネルンド=https://www.bornelund.co.jp