株式会社The Chain Museumは、東京藝術大学の学長にして、国際的に活躍する現代アーティストの日比野克彦氏による個展、ライブペインティングavecVR「脳はダマせても⇄身体はダマせない♯01」を、2024年5月24日 (金) より東京・麻布台ヒルズにある飲食併設のアートギャラリー「Gallery & Restaurant 舞台裏」にて開催する。
日比野氏は、これまで個展のタイトルに「会いたい」「伝言ゲーム」「人はなぜ絵を描くのだろう」など、自身が制作活動をする生理的な衝動を追求する言葉を度々付随させてきており、今回の「脳はダマせても⇄身体はダマせない」♯01は、2024年2月にフランスのフォンフロワッド修道院にあるルドンの壁画のある部屋にて、VRゴーグルを装着してデジタル仮想空間に絵を描いてきた体験をベースに、脳の欲求と身体の快感の関係性をVRゴーグルを装着し、リアルなギャラリー空間にライブペインティングをしながら、同時空間に居合わせた観客と共に検証する実験空間としている。
なお、2024年5月23日19時からオープニングイベント「公開ライブペンティングavecVR」を開催し、その他、会場内で複数回のライブペインティングが予定されている。
ライブペインティング概要
■日比野克彦氏によるライブペインティング公開制作日程
◎5月23日(木)19:00〜22:00:
オープニングイベント「公開ライブペンティングavecVR」
◎5月28日(火)20:00〜22:00:
第2回日比野克彦公開制作
◎6月13日(木)20:00〜22:00:
第3回日比野克彦公開制作
◎6月19日(水)20:00〜22:00:
第4回日比野克彦公開制作
日比野克彦氏プロフィール
日比野 克彦(Katsuhiko HIbino)
1958年岐阜県生まれ。東京藝術大学に在学していた80年代前半より作家活動を開始し、社会メディアとアート活動を融合する表現領域の拡大に大きな注目が集まる。その後はシドニー・ビエンナーレ、ヴェネチア・ビエンナーレにも参加するなど、国内外で個展•グループ展、領域を横断する多彩な活動を展開。また地域の場の特性を生かしたワークショップ、アートプロジェクトを継続的に発信。現在、岐阜県美術館、熊本市現代美術館にて館長、母校である東京藝術大学にて1995年から教育研究活動、2022年から学長を務め、芸術未来研究場を立ち上げ、現代に於けるアートの更なる可能性を追求し、企業、自治体との連携なども積極的に行い、「アートは生きる力」を研究、実践し続けている。
「脳はダマせても⇄身体はダマせない♯01」
◎開催期間:
2024年5月24日 (金) 〜 2024年6月23日 (日)
◎営業時間:
・ギャラリー|火-日:11:00-20:00
・レストラン|水-日:13:00-17:00(L.O.16:00)/ 17:00-23:00(L.O.22:00)
※13:00-17:00はカフェ営業を行います。シェフの「かき氷」をお楽しみいただけます。
◎定休日:
・ギャラリー|月曜日 ※月が祝日の場合は翌日休業
・レストラン|月曜日/火曜日 ※月火が祝日の場合は翌日休業
◎会場:
Gallery & Restaurant 舞台裏
〒105-0001
東京都港区虎ノ門5-8-1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザA B1F
> Google Map
◎アクセス:
東京メトロ日比谷線神谷町駅5番出口より駅直結 徒歩1分
◎参加アーティスト:
日比野克彦
◎主催:
ArtSticker (運営元:The Chain Museum)
◎協力:
東京藝術大学 未来創造継承センター
東京藝術大学 芸術情報センター
主催者コメント
「Gallery & Restaurant 舞台裏」では、日本の現代アートシーンの草分け的存在であり、様々な領域でマルチに活躍し続ける日比野克彦の個展を開催します。 1980年代の東京藝術大学でデザインを学んだ日比野は、平面作品だけではなく広告、舞台美術、そしてスポーツまで、アートシーンを領域横断的に開拓してきました。日比野の活動の特徴は、芸術作品と実際の社会がどのように関わることができるのかを軸に、新たな表現を切り拓いていく姿勢にあります。 今回の展示のキーワードは「公開制作」。日比野は、1980年代後半から継続してライブペインティングの活動を続けてきました。象牙の塔に籠るのではなく、観客と交流し、共鳴しながら作品を磨き上げていくプロセスこそが、本展示最大の魅力です。会期中にはVRゴーグルを装着してのデジタル・ライブペインティングイベントを予定。ホワイトキューブを逸脱した空間である「舞台裏」ならではのペインティングを、ぜひ多くの人に体験してほしいです。 |
関連リンク
株式会社The Chain Mueum
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