「渋谷スマートドリンキングプロジェクト」は、4月4日に東急の新入社員に向けて、「新入社員のためのスマドリセミナー」を開催した。東急へのスマドリセミナーの開催は2024年で2回目。
セミナーでは、アルコール分解の仕組みや酔いの段階などのお酒の基礎知識、アルコールと上手に付き合う方法、宴席のマナーを説明した。社会人なら知っておきたいけれど、なかなか学ぶ機会のない「お酒のこと」を、お酒の場に遭遇することが多くなる社会人デビューのタイミングにあわせ、明日から役に立つ内容を提供した。
セミナー中には、肌の色の変化から、お酒への耐性を簡易的に調べるパッチテストも実施した。参加者は、自身の肌色と周りの人の肌色を見比べながら、アルコールとの付き合い方について会話していたという。
今回は「責任ある飲酒」の推進という同じ目標に向かって取り組む三和酒類と協働し、「アルコール体質検査キット Nomity」を試験的に導入した。遺伝子検査から、より詳しい自分のアルコールに関する体質を知ることができるため、どんな病気になりやすいのか、どのような飲み方が良いのかを知ることが可能となっている。他の参加者がどのような体質かを知ることで、自分のお酒の飲み方との違いを理解し、飲酒の強要などのアルコールハラスメントを防ぐことにもつながる。
〈酒類飲料日報2024年4月17日付〉