セイノーホールディングス、メール便会社の日祐を買収

セイノーホールディングス株式会社(9076、以下「セイノーHD」)は、日祐株式会社(神奈川県横浜市、以下「日祐」)の株式100%を取得することで合意し、4月1日よりセイノーグループとなる。    セイノーホールディングスは、貨物自動車運送事業、貨物利用運送事業、倉庫業、航空運送代理店業、通関業、国際複合一貫輸送事業等を行う。

日祐は、神奈川県下を配送エリアに持つメール便会社。関連事業としてカタログ制作・DTP・印刷・情報処理・メーリング加工・配達・コールセンターも自社内で一括受託する環境を整え、企業の紙媒体における広告宣伝活動を支える。

株式取得の背景

セイノーHDは、環境問題、人手不足などの中長期的な課題に加え、喫緊の課題である2024年問題を見据え、「ロードマップ2028」を策定し、「オープン・パブリック・プラットフォーム(O.P.P)」の概念のもと、様々なパートナーとの連携を強化することでGreen物流の共創に向けた「Team Green Logistics」に取り組んでいる。

特にラストワンマイル領域においては買い物弱者対策や第2の宅配クライシス等の社会課題解決と業界の効率化や環境に貢献する多様など運び方を提供するために「オープン型ラストワンマイル配送プラットフォーム(O.L.P)」の構築を積極的に進めている。

グループ会社の地区宅便は、東京都・埼玉県・千葉県を自社配布エリアとしてメール便・ポスティング業務を提供しており、今回神奈川県下の配布業務に強みを持つ日祐がグループ入りすることで、首都圏の配布ネットワークの強化を進めていく。

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(提供:日本M&Aセンター

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