Pudgy Penguins(パジーペンギン)NFTは、Web3ゲームへの参入、DAOの整備、IPの確立などの新たな取り組みを積極的に進めている注目のプロジェクトです。
そんなPudgy Penguinsには、Pudgy Rods(パジーロッド)、Pudgy Toys(パジートイズ)、Pudgy World(パジーワールド)などのさまざまなシリーズが展開されています。
なかでも注目されているシリーズが、Lil Pudgys(リルパジー)。Lil Pudgysとは、小さな太ったペンギンを意味します。注目度の高いPudgy Penguinsに関連したプロジェクトとして、Lil Pudgysについての詳細が気になっている方もいるのではないでしょうか。
Lil Pudgysについての詳細を把握することで、今後の発展が期待できるPudgy Penguinsシリーズ全体の動向についても詳しくなれるでしょう。
今回はLil Pudgysの概要、特徴、将来性などについて解説します。
ぜひ、Pudgy Penguins NFTシリーズを集める際の参考にしてください。
Lil Pudgysとは
リリース日 | 2022.12.13 |
発行数 | 22,222個 |
販売価格 | Pudgy PenguinsNFTの保有者に無料配布 |
フロアプライス(2024年2月20日現在) | 0.8738ETH(約415,000円) |
公式サイト | https://pudgypenguins.com/ |
X | https://twitter.com/LilPudgys |
Lil Pudgys(リルパジー)は、2022年12月にリリースされ、OpenSeaでは2022年12月13日からの取引チャート履歴を確認できます。
The Igloo Company (イグルー)という会社によって手がけられたNFTプロジェクトです。
関連プロジェクトであるPudgy Penguins NFTを所有するオーナーへの「特典」として無料でエアドロップ、パブリックセールにてリリースされたコレクションです。
Pudgy Penguins(パジーペンギン)関連のNFTとして注目を集めたプロジェクトでもあることから、過去24時間での取引量で1,083EHT(約521万円)を記録したこともあり話題になりました。
リリース当初は利用価値や注目度、希少性などの観点から過小評価されていましたが、大元のプロジェクトであるPudgy PenguinsNFTの運営体制が大きく変わったことをきっかけに、Lil Pudgysも再評価されています。
以下では、Lil Pudgysの親プロジェクトでもあるPudgy Penguinsについての詳細記事を解説しています。
Lil Pudgysへの理解をさらに深めたい方は、併せてご覧ください。
2024.1.7
Lil Pudgysの特徴
引用:OpenSea公式サイト
現在、NFT界隈ではPudgy Penguins(パジーペンギン)への注目度が再評価されている関係から、Lil Pudgys(リルパジー)やPudgy Rods(パジーロッド)などの関連NFTコレクションの注目度も高まっています。
国内ではまだまだマイナーなNFTプロジェクトのため、今後の動向からも目が離せません。
そんなLil Pudgysの特徴は以下の3点です。
・高いデザイン ・新興NFTコレクション ・豊富な特典 |
見た目もキュートなNFTなので、可愛いNFTをコレクションしている方との相性もよいでしょう。
高いデザイン性
Lil Pudgysは、ゆるかわNFTとしてリリースされたPudgy Penguinsと同じテイストのジェネラティブNFTで、可愛らしい見た目が特徴です。
「ずんぐりむっくりとした小さなペンギン」という意味のLil Pedgysは、Pudgy Penguinsと比較すると全身が映る様にデザインされています。
そのため、Pudgy Penguinsよりも「小さく可愛らしいデザイン」に見えるのが特徴です。
新興NFTコレクション
Lil Pudgysは、国内で見るとLLAC(Live Like A Cat)、Neo Tokyo Punks、CNP(CryptoNinja Partners)よりも知名度が低いといえます。
しかし、Lil Pudgysの親プロジェクトでもある「Pudgy Penguins」の運営改変により、Pudgy PenguinsNFTを持つステークホルダーとしてのメリット、将来性、価値などは今後好転していくことが予想されます。
Lil Pudgysは、Pudgy Penguinsの派生コレクションとして誕生したNFTですが、現在オリジナルであるPudgy Penguinsがさまざまな取り組みを展開中。
今後、世界的なNFT業界発のIP(知的財産権)の確立も目指しているため、今後の展開に期待が持てます。
豊富な特典
Pudgy PenguinsNFTのステークホルダーは、以下の特典を得られます。
・オンラインストアでのPudgy Penguins関連商品の購入チケット
・Pudgy Penguins関連のイベントへの参加資格
・関連コレクションのNFTエアドロップ
現在、ハローキティやポケモンなどの世界的IPキャラクターとしての存在感を高める施策としてPudgy ToysやTシャツなどのグッズ商品を展開。
またWeb3ゲームへの参戦も進行中のため、今後はさらなる特典の増加が期待できます。
Lil Pudgysの価格推移
引用:OpenSea公式サイト
Lil Pudgys(リルパジー)は、Pudgy Penguins(パジーペンギン)NFTの特典としてリリースされたコレクションであるため、オリジナルであるPudgy Penguinsの影響を大きく受ける特徴があります。
2022年〜2023年にかけては、オリジナルプロジェクトであるPudgy Penguins同様に価格推移の成長に物足りなさが現れている状況でした。
しかし2022年にCEOが交代し、オリジナルプロジェクト「Pudgy Penguins」の経営体制が大きく転換したこと、Web3業界への進出、コミュニティ整備に注力した結果、ユーザーの期待値の上昇にともない2023年末にかけて大きな価格上昇を見せました。
2023年12月に、没入型Web3ゲームPudgy World(パジーワールド)のローンチが発表されたことがきっかけに再注目。
Pudgy Penguins NFTを所有するステークホルダーに向けて、特典として無料エアドロップされたコレクションではありますが、今後のPudgy Penguinsの成長や動向、価格推移に応じてLil Pudgy自体の価格も上昇すると予想できるでしょう。
Lil Pudgysの将来性
引用:OpenSea公式サイト
Lil Pudgys(リルパジー)は、Pudgy Penguins(パジーペンギン)の特典としてリリースされたNFTコレクションのため、今後も良くも悪くも運営元であるPudgy PenguinsNFTの影響に左右されるでしょう。
しかしオリジナルプロジェクトであるPudgy Penguinsは、2024年3月時点でNFT業界でもトップを争うほどの高騰ぶり。国内での知名度こそ今ひとつ伸び悩んでいるものの、OpenSea全体カテゴリーランキングを見るとBAYC(Bored Ape Yacht Club)、CryptoPunksに次ぐ堂々の3位にポジションしています。
また、24時間ごとトレンドではLil Pudgysが本家プロジェクトであるPudgy Penguinsを抑えて全体カテゴリーの2位に浮上(2024年3月20日時点)。7日間トレンドを見ても全体の4位に浮上しています。
これは、運営元であるPudgy PenguinsがIPブランド確立への取り組み、Web3への新規参入、コミュニティの強化などのさまざまな取り組みが功を奏している状況。
今後も世界的なペンギンNFTへの注目度は高まっていくことが予想されるため、Lil Pudgysの将来性にも期待が持てるといえます。
Lil Pudgysの購入方法
Lil Pudgysの購入方法は、以下手順のとおりです。
1. 暗号資産取引所のアカウント作成 2. 暗号資産取引所でイーサ(ETH)を購入 3. 暗号資産ウォレット(MetaMaskなど)のアカウントを作成 4. 暗号資産ウォレットへイーサ(ETH)を送金 5. OpenSeaと暗号資産ウォレットを接続 6. OpenSea内のLil Pudgys公式ページより購入 |
詳しい手順については以下の記事をご覧ください。
2024.3.17
Lil Pudgysのまとめ
Lil Pudgys(リルパジー)は、オリジナルプロジェクトであるPudgy Penguins(パジーペンギン)のユーティリティ特典としてリリースされた22,222体のジェネラティブNFTです。
現在、NFT業界では世界的に人気の高いプロジェクトとなっており、運営元プロジェクトのPudgy PenguinsはOpenSea上で全体の3位にランクイン。付随した形で、Lil Pudgysもトレンドランキングで2位にまで浮上するほどの人気ぶりを見せています。
2024年以降はWeb3ゲームへの本格参入を始めとしたさまざまな取り組みを継続するほか、Lil Pudgysに関してはクロスチェーンとしてPolygon(ポリゴン)、Arbitrum(アービトラム)、BNB Chain(BNBチェーン)の利用が可能なため利便性の高さも特徴。
Lil Pudgysは、Pudgy Penguinsの動向に影響される立ち位置ではありますが、今やNFT業界を代表するプロジェクトの関連コレクションでもあるため今後の活躍にも引き続き注目して見てはいかがでしょうか。