ハイアール ジャパン セールスは、ハイアール初となる9.0kgヒートポンプ式衣類ケア乾燥機「FUWATO(フワット)」(JZ-K90A)および、乾燥機能をなくしたコンパクト設計の12.0kgシンプル・ドラム式洗濯機「AITO(アイト)」(JW-TD120SA)を、4月下旬から順次発売する。この発売にあたり、3月19日に開催された発表会では、新製品の開発背景や機能について紹介した他、ゲストにお笑いタレントの庄司智春さん・タレントの藤本美貴さん夫妻を迎え、日常の家事・洗濯の方針や新生活でチャレンジしたいことなどを語ってもらった。
「ハイアールは、グローバルでライフソリューションを提供しており、グローバル企業ならではの高い商品ラインアップ力、製造能力、研究開発能力を活かし、ユーロモニターの2023年調査結果では、洗濯機カテゴリーにおいて2009年から15年連続で世界シェアNo.1を維持している。国内での累計出荷台数も1000万台を突破した」と、ハイアール ジャパン セールス 代表取締役社長の杜鏡国氏が挨拶。「ハイアールグループは、日本で唯一業務用と家庭用の洗濯機カテゴリーに参入しているメーカーとなっている。今後はドラム式を強化し、洗濯乾燥機、洗濯機、衣類ケア乾燥機の3本柱で事業を推進していく」と、今後の事業方針を示した。
続いて、同社 執行役員副社長の乾修明氏が、新製品の「FUWATO」と「AITO」をアンベール。「国内のハイアールは、白物総合家電メーカーを目指して商品展開を続けており、その中で洗濯機カテゴリーでは新規マーケットの創出に取り組んでいる。今回の新製品においても、こうした背景から製品開発を行い、ドラム式洗濯機に憧れを持つ層へ『AITO』を、効率的な洗濯乾燥スタイルとして『FUWATO』を提案する」と、新製品の開発背景について説明する。「これまでユーザーから『洗濯乾燥機は、洗濯容量の半分しか乾燥できない』、『洗濯を2度回すと乾燥機能が使えない』といった声が挙がっていた。今回発表する新製品を活用することで、まとめ洗いでも効率的に洗濯乾燥をすることが可能になる」と、独立した洗濯機と乾燥機を設置し、洗濯と乾燥を効率よく分けて行うスタイルを提案するのだとアピールした。
新製品の概要については、同社 商品企画部 部長の森脇利行氏が紹介した。「『AITO』は、機能性やデザイン性を維持しつつ、あえて乾燥機能を省くことで価格を抑え、手頃に購入できるシンプル・ドラム式洗濯機。2022年4月に9kgモデルを発売したが、今回、より大容量の洗濯が可能になった12kgモデルを上市する」とのこと。「忙しい毎日に便利な『液体洗剤・柔軟剤自動投入』機能を採用し、毎回カップで図る手間がなくなり、洗濯の手間を軽減する。『しわケア脱水』コースでは、高速回転を避けてできるだけ服の線維が絡まないように、脱水の時間と回転数を調整することでしわを抑える。また、『快速コース』では、普通の汚れを5分の洗浄でキレイにすることができる。さらに、温度が選べる『お湯洗い機能』によって、皮脂の汚れを浮かせてしっかり洗い上げる」と、「AITO」の特徴的な機能を説明。「業界最小クラスの省スペース設計で、どんなスタイルの部屋にもフィットするスタイリッシュなデザインを採用している」と、大容量でありながらシンプルかつコンパクト設計で様々な空間に設置できると強調した。
「『FUWATO』は、9.0kgの洗濯物を一度に乾燥できる大容量のヒートポンプ式衣類ケア乾燥機。単なる乾燥機ではなく、ミストケア機能を使った衣類ケアとしても使用できる点が大きな特徴となっている。ミストケア機能では、超音波ミストデバイスで発生させたミストで衣類の繊維に水分を浸透させ、しわを伸ばした状態で乾燥させる。さらに、匂いの粒子を含んだ水分を乾燥させることで衣類を消臭する」と、「FUWATO」では乾燥と共に衣類ケアも行えるという。「豊富な乾燥コースを備えており、タオルはしっかり、おしゃれ着はやさしく、毛布からスニーカーまで幅広く対応できる。また、乾燥時に衣類から蒸発する水分を除湿しながら、効率よく乾かすヒートポンプ方式を採用。65℃前後の低温なので、省エネで衣類を傷めにくく、ふわっと仕上げることができる」と、乾燥機ならではの機能も充実しているのだと胸を張る。「縦積み可能な専用ラックと、タンク/ホースの2つの排水方式によって、『AITO』と組み合わせた自在な設置スタイルが可能となっている」と、「AITO」と併用することで効率の良いランドリー空間を実現できると訴えた。
ここで、お笑いタレントの庄司智春さん・タレントの藤本美貴さん夫妻がゲストとして登場。庄司家の家事の方針について聞くと、「基本的にこれは私、これはあなたという分け方はしていない。子どもを含め、できることをやるというスタイル」と藤本さん。これに庄司さんは、「食事の支度とか洗濯物も全員でやっている。子どもたちには、洗濯物を畳んだり、片付けも自分でやってと伝えている。手持ち無沙汰で何をやったらよいかわからない子どもがいると、『何かやることはないか』と聞くように伝えている」と、まるで弟子を育てるように子どもたちと家事をしていると話していた。
洗濯の分担について、藤本さんは、「誰がどうっていう分担制ではないけれど、私が仕事で家にいなければもちろん洗濯をしてくれているし、本当にそれぞれやれるときにやっている」とコメント。庄司さんは、「自分の中にルールがあって、洗い残しとかあったら、無視しないと決めている。忙しくて洗濯物がたまっているとき、自分の中の設定で、洗濯物から話しかけられているのに、無視しちゃいけない。俺がやらないといけないと思うようにしている」と、庄司家の洗濯の方針についても教えてくれた。
今回の新製品のコンセプトについて聞いてみると、庄司さんは、「トレーニングした時の汗びっしょりのウェアを持って帰って、明日も着たい時に、乾燥を待たずに洗濯機を使えるのが良い。スムーズに時間が使えるし、自分のお気に入りのウエアを次の日もすぐ着られるという利点もある」と、洗濯機と乾燥機を併用するメリットを実感している様子。藤本さんは、「うちのように家族が多い家庭は、朝から3回洗濯することもあるので、乾燥が終わるのを待っていられない。まさに我が家にピッタリ。見た目もシュッとしていてすごく素敵。うちだったら縦置きバージョンでの設置になるかな」と魅力を語ってくれた。
最後に、新生活でチャレンジしたいことを聞いてみると、藤本さんは、「ずっといっていて、できていなかったのだが、英会話をやりたい。今まで、旅行へ行った時には気合いの英語で喋っていた。これからは、エレベーターで話しかけられた時とかにスッと会話できるようにしたい」とのこと。
庄司さんは、「私がチャレンジしたいことはダンス。我が家では、なぜか定期的に子どもたちとダンスパーティが始まる時間がある。子どもたちはダンスについてはママに聞くので、子どもたちの前でかっこいいダンスを踊りたい」と目を輝かせていた。
[小売価格]
FUWATO(JZ-K90A):オープン(店頭予想価格13万8000円前後)
AITO(JW-TD120SA):オープン(店頭予想価格12万8000円前後)
(すべて税込)
[発売日]4月下旬から順次
ハイアール ジャパン セールス=https://haier.co.jp/