Meebits(ミービッツ)は、2021年5月にリリースされた合計20,000体のNFTコレクションです。
3Dボクセルキャラクターとなっており、メタバースやNFTゲームなどで自身のキャラクターとして利用できます。
公式販売分は即完売しているため、現在はNFTマーケットプレイスでの二次流通で購入する必要があります。
過去には、一つのNFTが99ETH(約3,500万円)で取引され、大きな話題となりました。
また、「The Sandbox」などのメタバースやゲームの人気が高まっているため、メタバース上で使用できるMeebitsにも注目が集まっています。
本記事ではMeebitsの特徴やこれまでの価格推移、購入方法などについて解説します。
Meebitsに興味のある方はぜひ最後までご覧ください。
目次
Meebits(ミービッツ)とは
引用:Meebits公式
プロジェクト名 | Meebits(ミービッツ) |
リリース日 | 2021年5月 |
発行数 | 20,000体 |
販売価格 | Larva LabsのNFTホルダー:無料 一般販売:2.5ETHスタートのダッチオークション |
フロアプライス (2024年3月11日現在) |
1.011ETH |
公式サイト | https://meebits.app/ |
X | https://twitter.com/MeebitsNFTs |
Meebitsは、2021年にリリースされた3DボクセルキャラクターのNFTです。
CryptoPunksなどの開発を手がける「Larva Labs社」によってリリースされました。
ユーザーは、Meebitsを購入し、メタバースやゲームのアバターとして利用可能です。
Meebitsは、人間や豚、象など様々な属性に分類されています。 それぞれの属性は発行数が異なるため、発行数の少ない属性は希少価値が高まり、高額で売買されています。
2022年3月11日には、BAYCやOthersideなどを運営するNFT制作スタジオ「Yuga Labs」が、CryptoPunksとMeebitsを買収し、大きな話題となりました。
Meebits(ミービッツ)の特徴
Meebits(ミービッツ)の特徴は以下の3点です。
・Larva Labsが手がけたNFTコレクション ・メタバースで利用できる ・活発なコミュニティ |
順番に解説していきます。
Larva Labsが手がけたNFTコレクション
Meebitsは、人気NFTコレクション「CryptoPunks」を開発したLarva Labsが手がけるNFTコレクションです。
CryptoPunksは、2017年6月にリリースされた10,000体のNFTコレクションとなっており、世界最古のNFTとして高額で取引がされているコレクションです。
Meebitsは、Larva Labsが手がけるNFTコレクションとして、リリース前から大きな注目を集め、リリース後数時間で一般販売分を完売させています。
また、2022年3月からはYuga Labsによって運営されており、Meebitsホルダーへの商用利用権の付与など少しずつ改革が進められています。
メタバースで利用できる
Meebitsは、3Dボクセルキャラクターとなっており、メタバース上で自身のアバターとして利用できます。
Meebitsホルダーには、3Dモデリングやアニメーションソフトウェアにインポートできる「T-pose OBJ」ファイルにアクセスできる権利を付与しています。
そのため、Meebitsホルダーはファイルをインストールし、自身の保有するキャラクターをアニメーション化してメタバースやNFTゲームでの利用が可能です。
また、「アセットパック」も付与されているため、キャラクターにダンスなどの動作をさせられます。
Meebitsはこの汎用性の高さが大きな特徴と言えます。
活発なコミュニティ
Meebitsには、ホルダーやNFTコレクターが参加している「MeebitsDAO」というコミュニティがあります。
MeebitsDAOは、Meebitsの運営をしているYuga Labsとは提携しておらず、ユーザー主体のコミュニティとなっています。
Meebitsを中心としたエコシステムの開発に資金を提供するためのコミュニティです。
コミュニティに参加するためには、メンバーシップNFTを購入する必要があります。
メンバーシップNFTのユーティリティは以下の通りです。
・MeebitsDAO Discordへのアクセス ・プロジェクト/DAOガバナンスに参加する能力 ・Meebitsエコシステム構築への参加 |
参加者数は約3,000人となっており、Meebitsエコシステムの開発のために活発な活動が行われています。
Meebits(ミービッツ)の価格推移
Meebitsは、2021年5月にリリースされ、一般販売開始後数時間で完売しています。
20,000点のうち9,000点は、2.5ETHスタートのダッチオークション形式で販売され、残りはCryptoPunksやAutoglyphsなどのNFTホルダーに無料で配布されました。
リリースから順調に価格は上昇していき、2022年5月にはフロアプライス7ETH超えを記録しています。
しかし、2022年8月頃から価格が徐々に下落していき、2024年3月現在ではフロアプライス約1ETHで推移しています。
今後、メタバースが更に盛り上がることで、Meebitsの価格も上昇する可能性があります。
Meebits(ミービッツ)の将来性
Meebitsは、メタバースの盛り上がりとともに需要が高まっていく可能性があります。
Meebits DAOは、メタバースの「TheSandbox(ザ・サンドボックス)」のLAND(土地)を保有しており、コンテンツの開発が進められています。
TheSandboxは、非常に人気が高く、注目度の高いメタバースプロジェクトです。TheSandboxの展開によっては、Meebitsが更に人気になる可能性があります。
また、Meebitsはホルダーに商用利用鍵が付与されているため、グッズ化やゲーム化など様々なジャンルでの展開が期待されています。
Meebits(ミービッツ)の購入方法
Meebits(ミービッツ)の購入方法は、以下手順のとおりです。
・暗号資産取引所のアカウント作成 ・暗号資産取引所でイーサ(ETH)を購入 ・暗号資産ウォレット(MetaMaskなど)のアカウントを作成 ・暗号資産ウォレットへイーサ(ETH)を送金 ・OpenSeaと暗号資産ウォレットを接続 ・OpenSea内のMeebits(ミービッツ)公式ページより購入 |
詳しい手順については以下の記事をご覧ください。
2024.3.17
Meebits(ミービッツ)のまとめ
Meebitsは3DボクセルキャラクターのNFTとなっているため、メタバースでの利用が注目されています。
価格は一時7ETHを超えていましたが、2024年3月現在は約1ETHで推移しています。
今後、メタバース市場の発展やMeebitsを利用した様々な展開によっては価格が上昇する可能性があるかもしれません。
これからMeebitsがどのように展開されていくのか、今後の動向は要チェックです。