ダイソンは、3月18日に、韓国ソウルで開催されたイベントにおいて、新しいセンサーテクノロジーを搭載した最もインテリジェントなヘアドライヤー、Dyson Supersonic Nuralヘアドライヤーを発表した。
「当社は長年にわたり、過度な熱による髪への取り返しのつかないダメージについて人々に啓蒙してきた。当社は今、そのケアを頭皮にまで広げようとしている。過度な熱さは頭皮に不快感を与え、髪によって大きなダメージを与える。熱によるダメージをおさえることができれば、頭皮が健康になり、髪も健康になる。当社は、速乾性だけでなく、頭皮と髪のケアができるインテリジェンスを備えた製品を開発した。この製品の開発は、当社ちの毛髪科学に関する深い知識と、英国、シンガポール、マレーシア、フィリピンの研究センターにおけるソフトウェア、センサー、バッテリー技術などの分野への継続的な投資によって可能になった」と、創業者兼チーフエンジニアのジェームズダイソン氏。
「Dyson Supersonic Nuralヘアドライヤーは、あらゆる髪質の人に使ってもうらえるように、頭皮と髪の両方を保護するように設計されている。ダイソンの最新スタイリングツールには、Nuralセンサーのネットワークを利用した新しいスカルプモードが搭載されており、頭皮に近づけると風温が自動的に下がり、頭皮を過度な熱ダメージから守る。このセンサーは、スタイリングの体験を向上させ、髪本来のツヤを守って、過度な熱によるダメージを防ぐ。あらゆる髪質に対応する新しく改良されたアタッチメントは、取り付けられると瞬時に認識され、前回そのアタッチメントを使用したときと同じ風速と風温に自動で調節される。過度な熱を加えることなくすばやく健康的に乾かすためのルーティンをシンプルにする」とコメントしている。
ダイソンの新しいNuralセンサーは、スカルプモード、オート設定アタッチメント、アイドリング機能を作動させ、スタイリングをより手軽にしている。
頭皮の健康を守るスカルプモードでは、本体が髪と頭皮に近づくにつれて、自動的に頭皮の快適さと乾燥スピードに最適な温度である55℃まで風温が下がる。これは、目に見えない赤外線によって、髪との距離を測定し、快適な頭皮の温度を維持するもの。
カプセルのランプの色が変わる、温度センサーランプによって、スカルプモードでは、LEDライトの色が、髪との距離に応じて、黄色(低温)、オレンジ色(中温)、赤色(高温)の間で自動的に変化する。
オート設定アタッチメントがあなたの好みの設定を記憶するので、前回使用したときと同じ風速と風温をアタッチメントごとに記憶し、次回使用時に自動的に調節し、スタイリングルーティンが簡素化される。磁気を利用し、機械内のホールセンサーが各アタッチメント内の固有の磁気IDを認識し、何が装着されたかを識別することができる。
Dyson Supersonic Nuralヘアドライヤーには、加速度センサーが搭載されている。日々のルーティンを手軽にするアイドリング機能では、スタイリング中やセクション分けの際に、ヘアドライヤーが置かれたことを検知する。自動的にヒーターを停止し、風と音をおさえる。
「毛髪科学の研究から、髪の質と健康な頭皮には関係があることがわかっている。頭皮組織はさまざまな層からなり、一番外側の層は頭皮の健康を維持するためのバリアとして機能している。しかし、頭皮がダメージを受けると、水分が失われる。これが、スカルプモードを開発した重要な理由となっている。これは、頭皮の水分量を維持し、やさしく乾かすのに役立つ」と、ダイソン リサーチ部門責任者 ショーン・リム氏は話している。
Dyson Supersonic Nuralヘアドライヤーのテクノロジーが見える透明なエンドキャップ、そして、カラーはセラミック・パティナ/トパーズ、ビンカブルー/トパーズの新色を楽しむことができる。
なお、Dyson Supersonic Nuralヘアドライヤーの日本での発売予定については未定とのこと。製品仕様は変更になる場合があるという。