大阪ガス、子会社2社と吸収分割で不動産事業を承継へ

大阪瓦斯株式会社 (9532) は、2024年 3月 7日 開催の取締役会決議により、2024年7月1日(予定)に同社子会社であるDaigasエナジー株式会社(大阪府大阪市)が営む不動産事業の一部及び同社子会社である株式会社オージーキャピタル(大阪府大阪市)が営む不動産事業を、会社分割(簡易吸収分割)の方法によって承継することとし、2024年4月1日付で吸収分割契約を締結することとなった。

Daigasエナジー及びオージーキャピタルを分割会社とし、大阪瓦斯を承継会社とする吸収分割方式。

Daigasエナジーは、業務用等のお客さま向けのガス・電気の販売及び保守、機器販売・エンジニアリング・施工、エネルギーサービス事業、液化天然ガス・液化石油ガス販売事業、熱供給事業等を行う。

オージーキャピタルは、不動産及び株式の管理等を行う。

本件吸収分割の背景・目的

Daigasエナジーの不動産事業の一部及びオージーキャピタルの不動産事業を大阪瓦斯の不動産事業へ集約することによる効率化を目的として、大阪瓦斯は吸収分割契約を両社と締結する。 本件吸収分割後も、不動産事業の効率的な運営にて、企業価値向上を一層図る。

承継する部門の事業内容

不動産事業

*Daigasエナジー及びオージーキャピタルとの間で締結する2024 年4月1 日付の吸収分割契約の定めに従い、両社が営む不動産事業に関して有する権利義務を効力発生日に承継する。なお、本件吸収分割による債務の承継については、免責的債務引受の方法によるものとする。

今後の予定

契約締結日:2024年4月1日
効力発生日:2024年7月1日

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(提供:日本M&Aセンター

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