2024年2月22日(木) 、株式会社VAIABLEとNFT Mediaの共同開催にて新マーケットプレイス「VaiNFT」のリリース記念オンラインイベントが開催されました。
プレゼンターとして、株式会社VAIABLE代表「貞光九月氏(以下、貞光氏)」、モデレーターとしてWeb3インフルエンサーの「ONIちゃん」が登壇し、VaiNFTが切り開く新たなNFTの可能性について大いに盛り上がりました。
今回は、本イベントの概要や様子、VaiNFTの特徴、今後の予定についてお伝えしていきます。
目次
「VaiNFT」のリリース記念オンラインイベント概要
2024年2月22日(木) 19-20時、株式会社VAIABLEとNFT Mediaの共同開催にて新マーケットプレイス「VaiNFT」のリリース記念オンラインイベントが開催されました。
「NFT初心者の方」や「NFTに興味はあるけど難しそう」という方を主に対象としたイベントで、当日はVaiNFTを運営する株式会社VAIABLE (バイアブル)の代表、貞光氏にサービスについて紹介いただきました。
ウェビナー概要
・VaiNFT概要 ・実際にVaiNFTを使い、NFTのミント/トランスファーのデモ ・VaiNFT、今後の拡張の構想 ・Q&A |
AIのバックグラウンドを持つ貞光氏
まず初めに、株式会社VAIABLEと同社代表の貞光氏の自己紹介。
会社名のVAIABLEは、「育成可能な」という意味のviableにAIという技術を足した名前となっています。
貞光氏は大学時代からAIの研究に打ち込み、AIのコンサルティングを経て株式会社VAIABLEを創業されたいわば「AIの専門家」。
そんなVAIABLEが新しく始めたNFTサービス、VaiNFTには、一体どのような特徴があるのでしょうか。
NFTの課題を解決するマーケットプレイス「VaiNFT」
引用:VaiNFT公式HP
次に、VaiNFTがどういうサービスなのかについてご紹介です。
VaiNFTの概要
引用:VaiNFT公式HP
VaiNFTは「これまでのNFTの課題を解決する新たなサービス」です。誰でも簡単に、暗号資産が不要でNFTの無料発行や無料送付、NFT売買が可能となっています。
VaiNFTの特徴
・NFTの発行・送付が無料 ・暗号資産が不要で現金で売買することができる ・クラウドファンディングにも活用できる |
1つ目の特徴は、NFTを暗号資産不要、無料で発行・送付できる機能です。
2月に先行リリースされたVaiNFTのプレビュー版では、いち早くこの機能が実装され、誰でも、まずはどんどん使って欲しいという思いが込められています。
2つ目の特徴は、売買機能。
通常他のNFTマーケットプレイスでは、NFT購入の前に暗号資産を購入しないといけないことが多かったですが、VaiNFTではクレジットカードでNFTを購入でき、この課題を解決しています。
さらに領収書や請求書発行機能等、煩雑な暗号資産の会計処理/税務処理も不要です。
3つ目の特徴は、単なるマーケットプレイスとしてだけでなく、クラウドファンディングの返礼品としてNFTを活用できるという新しい仕組みです。
このような特徴を踏まえ、実際にはどのようなユーザーが、どのように使うのでしょうか。
次の「こんな方におすすめ!」で見ていきます。
VaiNFTはこんな方におすすめ!
引用:VaiNFT公式HP
◆クリエイターの方
クリエイターは、自分の作品を無料でNFT化でき、VaiNFT内のギャラリー機能にて、自分のNFT作品をより多くの方に見て頂くことができます。NFT作品をより多くの人に届けられます。
また、キャンペーン等でNFTを配布(Giveaway)したい場合も、VaiNFTは無料でNFTを贈ることができるので、ぴったりです。
VaiNFTでは、すでに多くのクリエイターやアーティストのNFT作品が展示されていますので、NFT作品をご覧ください。
◆コミュニティやイベント運営に興味のある方
NFTクラウドファンディングサービス「VaiUP」でもNFT作品が返礼品として活用されています。
クラウドファンディングプロジェクトを立ち上げたい人は、VaiNFTに掲載される作品の中から、返礼品にふさわしいVaiNFTの作品を選ぶだけで、プロジェクトを簡単に開始することが可能となるとのことです。
ONIちゃんからも、「地元のお祭りを後世に残していきたいのでNFTを活用していきたい」という意見があり、誰でも参加しやすいVaiNFTならではの可能性を感じました。
VaiNFTの会員登録からNFTのMint、 Transferのデモ
次に、VaiNFTの会員登録からNFTのMint、Transferのデモを行いました。
STEP01 ウォレット作成
引用:VaiNFT公式HP
STEP01はウォレットの設定です。
今回はMetamaskのインストールから、パスワードとシークレット設定、リカバリーフレーズの設定を行なった後、Polygon networkへの切り替えを行いました。
初心者の方にもわかりやすい説明用スライドでした。
STEP02 VaiNFTのアカウント作成をする
引用:VaiNFT公式HP
STEP02はVaiNFTのアカウント作成です。
会員登録から、Googleアカウント登録、ウォレットの接続を3分もかからずに完了しました。
VaiNFTの画面上で、どこまでのSTEPが完了しているか分かりやすかったです。
引用:VaiNFT公式HP
STEP03 NFTを発行(Mint)する
引用:VaiNFT公式HP
最後のSTEP03では、実際にその場でNFTの発行を行いました。
1つのカテゴリにあたるNFTコレクションの作成から、今回はNFT Mediaの伊藤が実際にNFT Mediaの画像を用いてNFTのMint/Transferを行いました。
NFTのMintについて、使用できるファイルは画像、動画、音楽、3D等幅広い形式に対応しています。
VaiNFTは、UI/UXの面でも優れており、とにかくNFTをわかりやすく誰でも活用できるようにという思いを感じることができました。
また、機能面でも二次流通ができる設定や個数設定、著作権の侵害防止機能、ブロックチェーンならではウォレット間の記録も表示されるなど、充実していました。
今後の予定について
VaiNFTの正式版リリースは3月初旬予定で、下記の株式会社VAIABLEの公式Xにて今後の情報を発信していくとのことです。
VAIABLE 公式X:https://twitter.com/vaiablejp
ウェビナー全体を通して「NFTをみんなで使ってワクワクする世界を創っていこう」という貞光氏のメッセージを感じました。
ウェビナーでは、数多くの質問が寄せられました!
一部のQ&Aをご紹介します。
Q. ギャラリーはクリエイター側で自由に作ることができますか?
A. 自由に作ることができます。
Q. どんなものをNFTにできますか?
A. 画像や動画、音楽、3Dデータ等幅広く対応しています。
※サイズは100MBまで対応しています。
イベント後のアンケート結果
イベント後のアンケートでは、VaiNFTに多くの期待が寄せられました。
アンケートにていただいたコメントの一部を下記します。
アンケート回答者によるコメントの一部
・イベント参加賞、コミュニティ参加賞、GiveawayでVaiNFTを使ってみたい! ・VaiNFTはNFTがより広まっていく可能性を秘めている! ・今日は人生初のNFT発行記念日になりました! ・とても参考になるセミナーをありがとうございました! |
おわりに
今後NFTが盛り上がっていくためには、これまでNFTを知らなかった/触れてこなかった方が参加できる仕組みが必要です。
VaiNFTはそのようなNFT業界の課題を解決する可能性を秘めていると感じました。
2024年3月初旬のVaiNFT正式リリースがとても待ち遠しいです。
VaiNFTの最新情報はVAIABLEの公式Xから発信されますのでぜひチェックしてみてください。
また、当日の模様はVAIABLEの公式YouTubeチャンネルで視聴可能です。