東陽テクニカ、エル・テールを買収

株式会社東陽テクニカ(8151 )は、2024年3月4日開催の取締役会において、株式会社エル・テール (兵庫県川西市)の全株式を取得し、子会社化することについて決議した。

東陽テクニカは、研究・開発用電子計測機器・システムの販売、販売後のカスタマー・テクニカルサポート、計測システムのオリジナル開発・受託開発を行う。

エル・テールは、流体制御装置製造、制御装置設置工事、電気工事を行う。

【株式取得の理由】
エル・テールは、1997年に設立以降、独自技術を駆使した流体制御装置の開発・製造や設置を手掛け、その装置は研究機関や大手ガス会社などにて活用されている。燃料電池評価に必要とされる安定したガス流量や露点の制御や、顧客の要望に応じたカスタマイズ設計により長年蓄積された設計ノウハウを駆使して、当社の燃料電池評価システムの装置製造にも協力会社として携わっており、燃料電池のさまざまな性能評価に対応してきた。

東陽テクニカはエル・テールの子会社化によって、両社が持つ知財やノウハウを共有し、安定的な量産体制を構築することで、水素関連事業を拡大する。さらに海外のパートナー企業と提携し、独自の燃料電池および水電解の評価ソリューションをグローバルに事業展開する予定。

【今後の予定】
株式譲渡実行日  2024年3月29日

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(提供:日本M&Aセンター

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