Astar NetworkはEthereumレイヤー2ブロックチェーン「Astar zkEVM」のローンチを発表いたします。イーサリアムの高いセキュリティや開発環境を継承しながら、高速処理・安い手数料等の強みを持つソリューションを新たに提供いたします。The Graph, LayerZero, Pyth, Gelato, Startale, Dew, Rarible, QuickSwapなど世界トップクラスのインフラ・アプリケーションをローンチ当初から兼ね備え、今後はPolygon Labsをはじめとするエコシステムプロジェクトと連携して、日本を含むアジア地域からWeb3のキラーユースケースの創出、企業やブランドのWeb3誘致を目指します。

Astar Network、Ethereumレイヤー2のAstar zkEVMをローンチ

■Astar zkEVMとは

Astar zkEVMは、イーサリアムのセキュリティを継承しつつ高速処理・低ガス代を実現し、暗号資産・NFTのクレジットカード決済などの拡張ツールも実装した「誰もが使いやすい」レイヤー2ネットワークです。
ゼロ知識証明技術を活用し、イーサリアム上のETHやERC20トークンをイーサリアム上と近い体験で扱うことを可能にするだけでなく、スムーズにイーサリアムに資産を引き出すことができます。Astar zkEVMのGas代はイーサリアムと比較して約95%から98%ほど削減されており、また他のレイヤー2と比較しても安いGas代が設定されています。(実際のGas代はネットワーク混雑状況等により変化します。)
さらに、Astar zkEVMは、EVM等価性(同等性)を有するブロックチェーンで、既存のスマートコントラクトや開発ツール、ウォレットが容易に対応できるようになっています。

Astar zkEVMは、Polgyon Labsが開発・提供する「Polygon CDK」を利用しており、主要機能をすべて用いてローンチする世界初のPolygon CDK活用ブロックチェーンプロジェクトです。Polygonが掲げる「Polygon2.0」のビジョンのもと、日本や韓国をはじめとするアジア諸国でWeb2とWeb3の架け橋になる役割を担っています。

これらの特徴により、Astar zkEVMはイーサリアム及びPolygonのエコシステムと高い親和性を有しています。The Graph, LayerZero, Pyth, Gelatoなどの主要なインフラプロジェクトを揃えて開発体験を向上させ、さらに、ガスレストランザクションやソーシャルログインを実装するためのツールも統合することで、高いUXのアプリケーションを実装できる開発環境を整備しています。

Astar zkEVMは、日本国内の事業者にとって最も利用しやすいブロックチェーンとなることを目指しています。博報堂とJALのプロジェクトである「KOKYO NFT」や、デロイトトーマツとスポーツ省の実証実験、トレーディングカードRWAプラットフォームのPACKS、秋元康氏が総合プロジュースを務めるアイドルプロジェクトのYOAKEなど、様々なプロジェクトがすでにAstar zkEVMの採択を発表しています。

■Astar zkEVMローンチ

Astar zkEVMはPolygon CDKのコア機能となるAggLayerのリリースに合わせて3月6日にローンチいたします。Astar zkEVMはAggLayerに接続される、世界初のPolygon CDK活用ブロックチェーンになります。AggLayerは異なる複数のレイヤー2の間で流動性が分断され、またチェーン間のやり取りもシームレスではないという問題を解決します。AggLayerは今後も継続的にアップデートされ、AggLayerに接続されているAstar zkEVMは、より大きな流動性と高い相互運用性を得ることができます。

Astar zkEVMローンチ前のテストネット段階で50以上のプロジェクトがデプロイされました。コミュニティから多くのフィードバックを得て、必要な準備を十分に整えた状態で3月6日のローンチを迎えることとなります。

Polygon Co-Founder Sandeep Nailwal氏からのコメント
「本日はシームレスなマルチチェーンエコシステムの構築に向けた大きな一歩となりました。Astar zkEVMをはじめとする他のCDKを活用したブロックチェーンと連携することで、Polygon CDKとAgg Layerはクリプト領域に新たな可能性をもたらします。」

Founder of Astar Network 渡辺創太からのコメント
「Astar zkEVMのローンチにより、Ethereumのエコシステムにも進出することで、先進的な技術や世界レベルの開発者向けのインフラプロジェクトを取り入れることができるようになりました。これによりWeb3全体の課題であったUXを向上させ、キラーユースケースの創出を促進していきます。Astar Networkはエンターテインメントや金融を含む全ての産業でWeb2とWeb3の架け橋となり、『日本のWeb3開発における最も主流なブロックチェーン』にしていきます。」

■ローンチキャンペーン「Yoki Origins」

Astar zkEVMとそのエコシステムを体験するためのローンチキャンペーンとして「Yoki Origins」を3月7日から開催いたします。Yoki Originsは妖怪をモチーフとしたオリジナルキャラクターであるYokiを集め、育てていくキャンペーンであり、その中でAstar zkEVMの高いUXやエコシステムとなるプロジェクトを体験することができるようになっております。日本のプロジェクトはもちろん、世界を代表するプロジェクトも参加することが決まっており、Astar zkEVM上のプロジェクトを知る機会となれば幸いです。

Yoki Originsの世界観を漫画で見る↓

Astar Networkとは
Astar Networkは、次世代の分散型インターネット「web3」の社会実装・大衆化を目指すパブリックブロックチェーンであり、日本トップの時価総額とグローバルプレゼンスを有しています。世界を牽引するバイナンスやコインベース、Polychainなどに投資され、その革新的なテクノロジーと稀有なエコシステムを高く評価されています。現在、Astar Networkは世界最高峰の開発チームであるPolygon Labsと協業し、世界最大規模のブロックチェーン「Ethereum」を高速化し、スケーラビリティを高めた「Astar zkEVM Powered by Polygon」を新たに開発・提供しています。今後Astar zkEVMを加えたエコシステムは、高いUXと拡張性によりWeb3の大衆化を加速します。そして日本国内外の企業・自治体と事業連携を深め、世界に先駆けた事例創出やゲーム・アニメ等日本のコンテンツのグローバル展開を牽引して参ります。

Website: https://astar.network/
X(旧Twitter):https://twitter.com/AstarNetwork_JP

企業情報

企業名Stake Technologies Pte Ltd
代表者名渡辺創太
業種サービス業