KSK、子会社KSK九州の全保有株式を譲渡

株式会社KSK(9687) は、2024年1月31日開催の取締役会決議に基づき、子会社である株式会社KSK九州(熊本県熊本市)の所有全株式を譲渡することとした。

KSKは、システムコア事業、ITソリューション事業、ネットワークサービス事業を行う。
KSK九州 は、ソフトウェア開発事業を行う。

・株式譲渡の理由
KSKは2005年9月30日に、株式の90%を出資して、子会社の株式会社KSK九州を設立し、以後九州地方における戦略拠点としての事業を展開してきた。 しかしながら、首都圏とは異なる市場規模や事業環境の中で、遠隔地に所在する子会社とのシナジー効果による事業成長には限界が顕在化しつつあり、共同出資者からはこれを機にKSKグループから独立し、地域に根差した経営を推進していくことで、さらなる企業成長を目指していきたいとの強い申し出があった。

KSKとしては、来期創立50周年を迎え、経営資源の集中とグループガバナンスの一層の強化を図る方針を掲げる中、両社の企業価値向上の観点等から総合的に検討した結果、本件株式譲渡を行うことに至った。

なお、今回の譲渡においては、まず株式会社KSK九州がその他利益剰余金の範囲内で自己株式として取得し、残りを共同出資者で代表取締役社長の西島氏が取得する予定。

・今後の予定
契約締結日    2024年2月16日
株式譲渡実行日  2024年3月15日

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(提供:日本M&Aセンター

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