NFTプロジェクトのなかには、さまざまな動物、ヒーローを模したユニークなアートが数多く存在します。
そんな話題と注目の絶えないNFT業界で、また新たな話題が誕生。それが2021年7月にローンチされた、ペンギンNFT「Pudgy Penguins(パジーペンギン)のWeb3オンラインゲームへの参入。
Pudgy Penguinsはローンチされて以降、瞬く間にOpenSeaランキングでトップ2に浮上。ローンチ後の注目度、モメンタム性、話題性とは裏腹の「ゆるかわな世界観」が特徴的なNFTアートです。
ローンチされてから2023年で2年が経過しますが、高水準のフロア価格を維持。注目されるPudgy Penguinsが、2024年に新しい取り組みを始るということもあり、改めてプロジェクト概要や将来性などが気になっている方もいるのではないでしょうか。
今回は、Pudgy Penguinsの特徴や価格推移、将来性や購入方法などについて詳しく解説。
今後の動きから目が離せないペンギンたちの動向を押さえながら、今後のNFTライフの参考にしてください。
目次
Pudgy Penguins(パジーペンギン)とは
プロジェクト名 | Pudgy Penguins(パジー・ペンギン) |
リリース日 | 2021年7月21日 |
発行数 | 8,888 |
フロアプライス(2023年12月14日現在) | 11.18ETH(約3,656,000円) |
公式サイト | https://pudgypenguins.com/ |
X | https://twitter.com/pudgypenguins |
Discord | https://discord.com/invite/pudgypenguins |
Pudgy Penguins(パジーペンギン)とは、2021年7月21日にローンチされた「パジーなペンギン」NFTプロジェクトです。パジーとは日本語でずんぐりむっくりという意味です。
8,888体のPudgy Penguins NFTが誕生しました。目、口、髪型、帽子、メガネ、服装などを、この世に2つとない癒し系のペンギンNFTを所有できるプロジェクトです。
ローンチ直後から大きな注目を集めていたこともあり、販売開始からわずか数十分の間で完売しました。最高取引額400ETH(約1億2,800万円)で売買されたり、経営陣のトラブルが発生したり、小さなペンギンNFTであるLil Pudgys(リルパジー)、Pudgy Rods(パジーロッド)が仲間に加わるなど、話題にも事欠きません。
ローンチから1年以上が経過していますが、現在でも比較的高いフロア価格を維持している人気NFTプロジェクトだといえます。
参考:https://opensea.io/ja/collection/pudgypenguins/analytics
参考:https://nftgo.io/ja/collection/pudgy-penguins/overview
Pudgy Penguins(パジーペンギン)の特徴
Pudgy Penguins(パジーペンギン)の特徴は以下の3点です。
・世界的なIPの地位を確立しようとするロードマップ
・Web3ゲーム界への参戦
・Pudgy Penguinsを囲むコアファン
注目度の高いユーティリティ(特典)やコンテンツが確立されていないなかでも、The Huddle(ハドル:群れ)と呼ばれるホルダーコミュニティが高く評価されている状況。
世界中のNFTファンに限らず、ディズニーやドラえもんのような世界的なIPキャラクターブランドの確立を目指しているプロジェクトです。
世界的なIPブランドの確立
Pudgy Penguinsの目標の1つは、ディズニー、ポケモン、スヌーピー、ハローキティのような世界的なIPブランドの確立です。
ゆるかわな、ずんぐりむっくりとしたフォルムは、ほかのNFTキャラクターたちと比較しても、一歩抜きん出たかわいいデザイン性。癒し系NFTとして、ハローキティのように「Pudgy Penguinsのグッズ、ゲーム、Tシャツが、どの家庭にも必ず1アイテムはある」状態を目指しています。
創業者追放から買収を経て再スタート
2021年にローンチされたPudgy Penguinsでしたが、2022年に大きな変化を経験しました。プロジェクトの創設者が追放された後、ロサンゼルスの起業家Luca Netz氏が750ETH(約3億2,000万円)でプロジェクトを買収しました。この買収により、新しい運営陣がトークンの利用とエアドロップの実施を可能にし、プロジェクトの再スタートを図りました。Netz氏は、将来的に法律を遵守した形でトークンをリリースすることを視野に入れています。
こちらに詳しい記事がありますので、気になる方はご覧ください。
NFTプロジェクト買収事例4選
Web3ゲーム業界への新規参入
Pudgy Penguinsは、2023年12月11日に没入型デジタル環境として、Web3ゲーム「Pudgy World(パジーワールド)」のローンチを発表。NFT業界として、初のIPブランドを狙っています。
なお、Pudgy Worldは、2024年4月までにローンチされる予定です。
CEOであるルカ・ネッツ(Luca Netz)氏は2023年12月9日に、マイアミで開催された現代アートイベント「アートバーゼル(Art Basel)」にて、オープンエンドタイプまたは、RPG風のストーリー主導タイプの2種類をプレイできる予定だと話していました。
収集する楽しみ以外に、ゲーム内で可愛いペンギンたちと触れ合えるため、ファンの間では今から大きな盛り上がりを見せています。
Pudgy Penguinsを囲むコアファンの結束
Pudgy Penguinsは、「The Huddle(ハドル)」と呼ばれるコミュニティメンバー同士の団結力が特徴的です。
Pudgy PenguinsNFTのHuddleでは、メンバー同士で協力し合いながらグループの活性化を図ったり、新製品の開発などを会議したりしています。このように、Huddleが一丸となってプロジェクト全体の価格上昇に寄与し合う点が魅力だといえます。
Pudgy Penguins(パジーペンギン)の価格推移
Pudgy Penguins(パジーペンギン)は、そのゆるかわなデザイン性とは裏腹に、巧みなSNS戦略や各種コラボ展開、ブランド展開を緻密に実行。ローンチ直後は、いきなり400ETH(約1億2,300万円)で取引されたるほど、大きな注目を集めたのです。
またNFTアート以外にも、2021年9月には実際のフィギュアやおもちゃにNFTの仕組みを紐付けて販売する「Pudgy Toys」をリリース。ウォルマート中の約2,000店舗で販売したり、2024年4月までにはWeb3ゲームPudgy Worldをローンチしたり、さらなる市場の拡大を目指しています。
このように、Pudgy Penguinsはメンバーの取り組みによりプロジェクトが大きく盛り上がっているほか、戦略的な運営によりローンチされてから2年間、右肩上がりに価格が上昇。
これからも、幅広い分野へのチャレンジや参入が予想されることから、Pudgy PenguinsNFTプロジェクトは、今後も価格上昇を続けていくことが予想されます。
いつまでも応援したくなるような面白いNFTプロジェエクトに参画したいと思っている方は、ぜひ今のうちからPudgy Penguinsを購入・参加しておきましょう。
Pudgy Penguins(パジーペンギン)の将来性
Pudgy Penguins(パジーペンギン)は、ポケモン、ハローキティー、スヌーピーなどの世界的IPブランドの仲間入りを果たすことを目標に、日々コミュニティ活動を行っています。
関連NFTコレクションとして、Lil Penguins(リルパジー:22,222体の小さなペンギン)やPudgy Rods(パジーロッド)をリリースしたり、Huddle(ハドル)の活動で全体を活性化させたり、Pudgy Penguinsプロジェクトは年々進化している状況。
経営陣の内争・買収騒動などの紆余曲折、価格の乱高下を経ながらも、ステークホルダーが一体となって常に新しいことにチャレンジし続ける、目の離せないプロジェクトです。
おもちゃにNFTを紐付けてリリースしたPudgy Toys(パジートイズ)は、2023年下半期には1,000万ドル(14億5,000万円:1ドル145円計算)の売り上げが見込まると発表されました。
デジタルネイティブ世代仕掛けるためのトイシリーズや、新しい顧客獲得を目指したWeb3ゲーム界への進出など、Pudy Penguinsは今後も価値が右肩上がりに推移させていくと期待されています。
新規業界への参入、新規顧客層の獲得・ブレイクスルーなどからは今後も目が離せません。
Pudgy Penguins(パジーペンギン)の購入方法
Pudgy Penguins(パジーペンギン)の購入方法は、以下手順のとおりです。
- 暗号資産取引所のアカウント作成
- 暗号資産取引所でイーサ(ETH)を購入
- 暗号資産ウォレット(MetaMaskなど)のアカウントを作成
- 暗号資産ウォレットへイーサ(ETH)を送金
- OpenSeaと暗号資産ウォレットを接続
- OpenSea内のPudgy Penguins(パジーペンギン)公式ページより購入
詳しい手順については以下の記事をご覧ください。
2023.11.1
Pudgy Penguins(パジーペンギン)のまとめ
Pudgy Penguins(パジーペンギン)のNFTプロジェクトでは、2021年7月21日に8,888体のペンギンたちをローンチ。ゆるかわな雰囲気が印象的なジェネレーティブNFTです。
ローンチ当初はOpenSeaランキング上で、一時Mutant Ape Yacht Club(MAYC)を押さえて2位まで上り詰めた大注目プロジェクト。
姉妹コレクションとしてLil Pudgys(リルパジー)、Pudgys Rods(パジーロッド)、おもちゃとNFTを紐付けたPudgy Toys(パジートイズ)など、さまざまなプロジェクトを進めています。2024年の4月までには、Web3ゲームである「Pudgy World」の公開も発表されています。
Pudgy Penguinsは、これまでのさまざまな経緯も相まって、ステークホルダーの「The Huddle(ハドル)」の結束力が高いのが特徴です。今後もPudgy Penguins NFTプロジェクトを成長させていくために、常に新しい取り組みを実践しています。
今後も価格上昇していくと期待されている将来性の高いプロジェクトのため、気になった方は、ぜひメンバーになってPudgy Penguinsが世界的なIPブランドになる姿を見届けてみてはいかがでしょうか。