岡住さん
(画像=THE OWNER編集部)

過疎化が進み、シャッター通りがみえるようになった秋田県男鹿市。 若き起業家が秋田の老舗酒蔵での修業を経て立ち上げた新たな酒蔵が、今、この町に熱気を生み出しています。

その名は「稲とアガベ醸造所」。日本酒製法をベースにフルーツやハーブなどを一緒に醸して、新しい味わいを目指す「クラフトサケ」という新ジャンルの日本酒を生み出しました。 秋田銀行と日本政策金融公庫から、無担保で2億円を超える協調融資(農業経営基盤強化資金)を受けることに成功し、2021年に創業。新規参入が難しく、かつ斜陽産業とも言われる日本酒の世界で、わずか1年で売上高約1億円、2年目に入る今年は1.5億円を見込むなど、著しい速さで成長しています。

そんな稲とアガベ株式会社代表の岡住修兵氏が目指しているのが、「日本酒シティ構想」です。 男鹿の町を「日本酒づくりの聖地」として、雇用を創出。農業を活性化し、さらには観光客誘致をも実現させるビジネスモデルを描いているのです。

酒蔵の家系でもなく、秋田で生まれ育ったわけでもないが、創りたい世界観がある。

秋田で巻き起こっている「100年後を見据えた地方創生」の取り組みについて新進気鋭の起業家に語っていただきます。

こんな方におすすめ

  • 地方創生に関心のある経営者の方
  • 事業づくりにとどまらずまちづくりも含めた地方創生について興味のある経営者の方りたい経営者の方
  • 新領域の日本酒、クラフト酒を使った町おこしや事業について興味のある経営者の方

内容

  • なぜこの地で酒造りをはじめたのか?
  • 日本酒シティ構想について
  • 醸造所立ち上げの思い
  • クラフトサケとは?〜まちづくりの流れ〜まちづくりをなぜやるようになったのか?

※視聴者様からの質問は対談中に承ります。

視聴方法

本ウェブセミナーはオンライン会議システム「Zoom」を使用いたします。
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講師紹介

岡住 修兵氏
岡住 修兵氏(稲とアガベ株式会社 代表取締役)
1988年、福岡県北九州市出身。神戸大学経営学部を卒業後、秋田県・新政酒造で酒造りを学ぶ。2021年に秋田県男鹿市に「稲とアガベ醸造所」をオープン。新ジャンルのお酒「クラフトサケ」造りを行うとともに、レストラン「土と風」を経営。2023年春、食品加工所「SANABURI FACTORY」を立ち上げ、廃棄リスクのある酒粕をマヨネーズにする加工生産をスタート。また同年8月一風堂監修レシピのラーメン店おがやを立ち上げる。今後はホテルや蒸留所の建設を予定しており、多くの優良な雇用を創出することを目指す。クラフトサケブリュワリー協会初代会長。

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