暗号資産の損益計算ツールGtaxとは?料金や評判、使い方を解説

目次

  1. Gtaxとは?
  2. Gtaxの特徴・メリット
  3. Gtaxの料金プラン
  4. Gtaxの使い方
  5. Gtaxの評判・口コミ
  6. Gtaxのよくある質問
  7. Gtaxのまとめ

Gtaxとは?

Gtaxは、株式会社Aerial Partnersが運営する、暗号資産の損益計算ツールです。

暗号資産で発生した利益は課税対象であり、確定申告を行う必要があります。しかし、暗号資産の損益計算は複雑なものが多く、ツールなしで行う場合、かなりの手間がかかります。

そこで便利なのがGtaxです。Gtaxは50を超える国内外の取引所・サービスに対応しており、取引データをアップロードするだけで、自動で損益計算を行ってくれます。国内のサービスであり、多くの税理士法人や事務所も導入しているため、安全性は高いと言えるでしょう。

一部の機能は制限されますが、無料プランもあるので、興味のある方はお試しで利用してみることをおすすめします。

Gtaxの無料お試しはこちらから▼
Gtax公式サイト

Gtaxの特徴・メリット

ここからは、Gtaxの特徴・メリットを紹介します。

・あらゆる暗号資産取引に対応している
・国内外問わず、ほとんどの取引所に対応している
・税理士も利用している
・サポート体制が充実している

それぞれ詳しく解説します。

あらゆる暗号資産取引に対応している

Gtaxが対応しているのは、単純な売買だけではありません。

・エアドロップ ・レンディング ・DeFi取引 ・NFT取引

上記のような、損益計算が複雑になる取引にも対応しています。そのため、日常的にさまざまな取引を行う人ほど、使い勝手の良いサービスと言えます。

国内外問わず、ほとんどの取引所に対応している

Gtaxは、国内取引所はもちろんのこと、BybitやBINANCE、MEXC Globalといった大手海外取引所にも対応しています。

暗号資産取引を行う方の中には、海外取引所を利用している人も多いはずです。Gtaxであれば、国内外問わず主要な取引所には一通り対応しているため、問題なく利用できるでしょう。

また、Gtaxに対応していない取引所でも、Gtaxが提供する共通フォーマットを利用することで、処理することが可能です。

Gtaxに対応する取引所を知りたい方は、下記からご確認ください。
参考:対応取引所・ウォレット一覧

税理士も利用している

Gtaxは多くの税理士にも利用されています。税法の改正に応じて、計算ロジックが改正されるため、最新の税法に則った損益計算が可能です。

以前と比べて、暗号資産取引を行う人の数が増えており、それと比例してGtaxを導入する税理士法人や事務所も増加しています。

公式サイトによると、Gtaxを導入している事務所は100にのぼると記載されています。

サポート体制が充実している

サポート体制が充実している点も、Gtaxの特徴に挙げられます。

Gtaxのカスタマーサポートは迅速かつ丁寧であるため、利用者から高い評価を得ています。

損益の計算方法から取引内容の入力方法まで、わからないことがあれば気軽に質問できるため、初めての方でも安心です。

Gtaxの料金プラン

続いて、Gtaxの料金プランを紹介します。

Gtaxでは、以下5つの料金プランが用意されています。

プランを選ぶポイントは以下3つです。

・取引件数
・利用する取引所(グループAが国内の取引所・サービス、グループBが海外の取引所・サービス)
・DeFi取引

海外取引所・サービスを利用する方やDeFi取引を行う方は、ライトプラン以上がおすすめです。

また、年間取引件数が100件までであれば、無料で利用できます。有料プランの利用を検討している方は、お試しで無料プランを利用してみることをおすすめします。

Gtaxの使い方

次にGtaxの使い方を紹介します。

Gtaxを使って、損益計算を確認するまでの手順は以下の通りです。

  1. Gtaxのアカウント作成
  2. ログインし、利用する取引所を登録する
  3. 取引データをダウンロード
  4. 取引データをGtaxにアップロード
  5. 損益計算の結果を確認

1.Gtaxのアカウント作成

初めに、Gtaxのアカウントを作成します。

Gtax公式サイトの「無料お試し」から会員登録を進めます。

メールアドレスとパスワードを登録します。

2つを入力したら、利用規約に同意し「Gtaxを無料で始める」をクリックします。

暗号資産の損益計算ツールGtaxとは?料金や評判、使い方を解説

登録したメールアドレス宛に、上記のような確認メールが届きます。メールに記載されるURLをクリックすれば、Gtaxのアカウント作成が完了です。

2.ログインし、利用する取引所を登録する

登録したメールアドレスとパスワードを入力し、ログインします。

ログインできたら、「取引所を追加」から自分の利用する取引所を登録します。

Gtaxに対応している取引所が表示されるので、自分の利用する取引所を選択し、登録しておきましょう。

3.取引データをダウンロード

続いて、自分が利用している取引所から、取引データをダウンロードします。

ダウンロードできる取引データは、以下のようにさまざまな種類があります。

・年間取引履歴
・入出金履歴
・レバレッジ取引履歴
・エアドロップ
・ステーキング履歴
・レンディング履歴

取引データのダウンロード方法は、各取引所で異なります。自分が利用する取引所の公式HPを確認し、ダウンロードしましょう。

4.取引データをGtaxにアップロード

取引データをダウンロードできたら、Gtaxにアップロードします。

左のメニューにある「データ取り込み」から、取引所と取引データの種類を選択します。

「ファイル選択」をクリックし、取引データをアップロードします。

Gtaxにアップロードするファイル形式は、csvしか対応していないので注意が必要です。

5.損益計算の結果を確認

取引データのアップロードが完了したら、損益計算の結果を確認します。

損益計算の結果は、左のメニューにある「ポートフォリオ」から確認できます。

計算結果を確認し、利益が出ている場合は確定申告を行う必要があります。「計算が完了した方はこちら」から申告方法を選択し、確定申告の準備を進めましょう。

また、計算結果をまとめたデータは「詳細な情報をダウンロード」からダウンロードできます。自分で確定申告書を作成する際に必要になるので、ダウンロードして大切に保管しておきましょう。

Gtaxの評判・口コミ

ここでは、Gtaxに関する評判・口コミを4つ紹介します。

・取引回数が少ない人は無料プランで十分
・Gtaxは操作が簡単で便利
・エラーが多くて時間がかかる
・値段が高い

良い点と悪い点の両方があったので、合わせて見ていきます。

取引回数が少ない人は無料プランで十分

1つ目は「取引回数が少ない人は無料プランで十分」という口コミです。

Gtaxは、国内取引所のみの利用+年間の取引件数が100件以下であれば、無料で利用できます。

取引回数が少ない方や、有料プランの利用を検討している方は、無料プランをお試し感覚で使ってみるのがおすすめです。

Gtaxは操作が簡単で便利

2つ目は「Gtaxは操作が簡単で便利」という口コミです。

Gtaxでは、ダウンロードした取引データをアップロードするだけで、自動で損益計算できます。

DeFi取引やレンディングといった損益計算が複雑になるものにも対応しており、その点を高く評価する人も多く見られました。

エラーが多くて時間がかかる

3つ目は「エラーが多くて時間がかかる」という口コミです。

Gtaxでは、取引データをアップロードすると、エラー表示が出ることが多くあります。エラーの原因がわからず、「エラーの修正に数週間かかった」という人も多く、不便に思う人が一定数いるようです。

なお、エラーの原因がわからない場合は、カスタマーサポートに質問してみることをおすすめします。

値段が高い

4つ目は「値段が高い」という口コミです。

Gtaxは取引件数によって、料金が高くなり、30,000件を超える取引の損益計算を確認する場合は、55,000円もかかってしまいます。

加えて、有料プランは月ごとの契約ができず、年間契約しかできないため、その点を不満に思う人が多い様子です。

Gtaxのよくある質問

最後に、Gtaxに関してよくある質問に回答していきます。

・Gtaxは無料で使えますか?
・Gtaxの対応取引所を教えてください。
・Gtaxの共通フォーマットとはなんですか?

Gtaxは無料で使えますか?

はい、Gtaxには無料プランがあります。

無料プランでは、100件までの取引データを自動で損益計算できます。

一方で、海外取引所の取引データや、100件を超える取引データの損益計算を行う際は、有料プランへの登録が必要です。

Gtaxの対応取引所を教えてください。

Gtaxに対応する取引所は下記から確認できます。

参考:対応取引所・ウォレット一覧

Gtaxの共通フォーマットとはなんですか?

共通フォーマットとは、Gtaxに対応していない取引所を利用していたり、ICOやマイニングなどの特殊な取引をされている方でも計算できるように、自分自身でGtaxに取引の履歴を記録するためのフォーマットです。

取引所に記録されていない取引がある場合は、共通フォーマットに取引内容を入力しておくことで、他の取引データと同じように、Gtaxに取り込み、損益計算が可能になります。

共通フォーマットの詳しい使用方法については下記をご覧ください。

参考:共通フォーマット(一般用)の使用方法(対応外取引所やICO、マイニング、配当の取引履歴をGtaxに取り込む方法)

Gtaxのまとめ

今回はGtaxの特徴や料金プラン、使い方について紹介しました。

Gtaxは、あらゆる暗号資産取引に対応した損益計算サービスです。単純な売買だけでなく、エアドロップやレンディング、DeFi取引といった複雑な計算にも対応しています。

使い方はシンプルで、ダウンロードした取引データをアップロードするだけです。

100件までの取引データであれば、無料で損益計算できるので、暗号資産取引を行っている方はぜひ活用してみてください。

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2023.9.17