シーディーアイ、三菱商事と介護 AI/DX 分野での資本業務提携を締結

株式会社シーディーアイ(東京都中央区、以下CDI)は、三菱商事株式会社(8058)との資本提携に合意するとともに、同社を引受先とする第三者割当増資による資金調達を実施した。

CDIは、人工知能(AI)による介護 DX 支援事業を行う。
三菱グループの大手総合商社である三菱商事は、近年ヘルスケア分野における DX 化推進に注力している。

併せて三菱商事は、CDI の筆頭株主である官民ファンドの株式会社 INCJ(旧産業革新機構)からも一部株式の譲渡を受け、総合介護事業会社のセントケア・ホールディング株式会社に続く第三位の株主として取締役も派遣し、CDI の今後の事業成長に積極的に関与する。

また今回の資本提携と併せて、CDI は三菱商事が運営する訪問介護記録ソフト「けあピアノート事業」の譲渡を受けた。これにより、CDI は介護記録のビッグデータを AI で解析し、CDI が既に展開している「統計・データに基づく科学的自立支援指向 AI ケアプラン」の精度を向上させると同時に、新規事業としてデータを活用した高齢消費者向けサービスを三菱商事と共に推進する。

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(提供:日本M&Aセンター

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