JR九州、ホテル運営子会社4社を合併へ

九州旅客鉄道株式会社(9142、以下JR九州)は、100%出資するホテル運営子会社4社の合併による会社再編を2024 年10 月1日(予定)に行うことを発表した。合併新会社の名称は未定。

対象となる子会社は以下の通り。
・JR 九州ホテルマネジメント株式会社(運営施設数:2)
・JR 九州ホテルズ株式会社(運営施設数:13)
・JR 九州ハウステンボスホテル株式会社(運営施設数:1)
・JR 九州ステーションホテル小倉株式会社(運営施設数:1)

再編スキームは、JRホテルマネジメント株式会社を存続会社として、JR九州ホテルズ株式会社、JR九州ハウステンボスホテル株式会社、JR九州ステーションホテル小倉株式会社を吸収合併方式。

本再編を契機に、合併新会社は、宿泊主体型ホテル、フルサービスホテル、さらには旅館と、様々な形態やブランドの施設を運営する総合的なホテル運営会社となる。また、再編に合わせて人事・賃金制度の見直しを行い、より一層働きがいがあり、働きやすい会社を目指すとともに、各社のリソースやノウハウを結集して経営基盤の強靭化を図り、施設運営力の向上を目指す。

※JR九州のコングロマリット経営について、解説動画も合わせてご覧ください。(2023年9月撮影)

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(提供:日本M&Aセンター

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