米中対立、ロシアのウクライナ侵攻、イスラエルとハマスの大規模衝突など、国際的な混乱が続く2023年。
企業経営者としても、国際政治、経済政策の動向、各国のパワーバランスなど、地政学的な視点を持った上で、ビジネスに取り組む必要性が高まっていると言えるでしょう。
地政学とは、地理学と政治学を合わせた用語で、国の地理的な条件をもとに、政治的、社会的、軍事的な影響を研究する学問における研究分野を意味します。不確実性が高まる昨今において、業界や企業レベルでの分析や戦略構築を行う際、地政学的理解を踏まえておくことは、足元のリスクを顕在化させ、新たな事業課題、事業機会を洗い出す上で重要となっています。
しかし、地政学的な視点とはなんなのかー?
そこで、本セミナーでは、中東地域を主なフィールドに、25年以上にわたる開発金融(開発途上国等の発展に資するファイナンス)のスペシャリストで、世界最高クラスのシンクタンクである英国王立国際問題研究所(チャタムハウス)の研究員である玉木直季氏にご登壇いただきます。 玉木氏は、東京銀行(現、三菱UFJ銀行)のバハレーン支社や国際協力銀行(JBIC)のドバイ首席駐在員等、通算12年にわたり中東地域に在住する他、チャタムハウスフェローとして2年間英国に在住。こうしたキャリアを通じ、エネルギー/インフラのファイナンス分野で世界各国の開発支援や、世界のうねりを作り出す経験を積み上げると共に、BBT大学、京都大学、一橋大学などで国際金融や国際情勢の教鞭も執って来られました。そんな玉木氏に、「エネルギー」のキーワードで繋がる、地政学的な現在の世界の潮流について語っていただきます。
こんな方におすすめ
- 海外事業を行っている、又は海外事業展開を進める予定のある企業経営者の方
- ビジネスに取り組む上で、地政学的な潮流を理解しておく重要性を知りたい企業経営者の方
- 国際ニュースに関するマスコミの報道に違和感を感じている企業経営者の方
内容
- エネルギーから見る世界の潮流
- 世界情勢を踏まえた日本が執るべき道筋
- 地政学的視点がなぜビジネスに重要か
※視聴者様からの質問は対談中に承ります。
開催日時
12月11日(月)18:00~19:00
視聴方法
本ウェブセミナーはオンライン会議システム「Zoom」を使用いたします。
受講URLや接続方法はお申込受付後に送付いたします。
お使いのPCがシステム要件を満たしている必要がありますので、動作環境はZoomヘルプセンターをご確認ください。