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こんにちは、NFT Mediaの伊藤です。
今回は、東京都港区で開催されたイベント「西川町デジタル住民と西川町長のリアル交流会」をレポートします。
西川町って?
正直、すいません、私もこのイベントで聞くまで西川町ってどこにあるのか知りませんでした…。
西川町は、山形県のほぼ中央に位置する人口は約5,000人の小さな町です。出羽三山のひとつ、月山(がっさん)があることで知られています。
西川町デジタル住民票って?
西川町が発行しているNFTです。
公的な住民票ではなく、「西川町ファンの証」という位置づけで、マーケットプレイス「HEXA」にて1枚1,000円で購入が可能です。
人口5,000人の西川町のデジタル住民票NFT、現在何枚発行されていると思いますか?
なんと、13,440枚!!
人口の倍以上、デジタル住民がいるということになります。
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西川町デジタル住民票NFT販売ページ(HEXA):https://nft.hexanft.com/nftmaticmulti/1
今回は、そのデジタル住民の皆さんと西川町の町長、町役場の皆さんの交流会が開催されるとのことで参加してきました。
リアル交流会、ぶっちゃけ盛り上がりは…??
デジタル住民票が13,400枚ほど発行されているとはいえ、東京の平日の夜の開催です。さらに人口5,000人の小さな町(失礼ながら)の交流会ということで、参加するまでは正直、「うーん、、、盛り上がるのかなぁ…」と思っていました。(すいません!)
しかし実際は、予想に反してめちゃくちゃ盛り上がっていました!
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デジタル住民の皆さんの「西川町愛」がとても熱いです。
このNFTをきっかけに西川町を知り、実際に西川町を訪問するまでに至った新間さんにお話を伺いました。
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「元々、鴨頭さんのWeb3などの話を聞いて興味を持っていました。西川町デジタル住民票を知ったのは窪田さん(窪田望氏:AIArtist)のVoicyですね。
それをきっかけにデジタル住民票を購入して、実際に西川町にも行ってみました。行ってみたら空気は美味しいし景色はいいし、食べ物は美味しいし本当にいいところで…。
一気にファンになりました。私は東京なんですが、東京でも他のデジタル住民ともさまざまなイベントで交流を深められています。」
今回は、こういったさまざまな企画の仕掛け人でもある菅野大志町長も参加され、デジタル住民との交流を図っていました。
菅野町長は、もともと財務省に官僚として勤務されていたそうです。しかし、生まれ故郷の西川町を限界集落化の危機から救いたいという想いで西川町長になられた、とのこと。今回のデジタル住民票企画も先導されています。
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「菅野町長の活動をテレビで観て西川町に興味を持った」という50代の女性にお話を伺いました。
「叔父の家が山形にあるんです。西川町ではないんですが、叔父が亡くなってからは私が管理をしていたので、山形にはゆかりがあったんですね。
あるとき、山形にある西川町の菅野町長がテレビに出ていらして。すごい町長だなあ、いつか西川町に行ってみたいな、と思っていたんです。
そう思っていたところに、今回こういうデジタル住民交流会があるということを知りました。今までNFTを買ったこともないし、よく分からなかったんですが、悪戦苦闘してHEXAで初めて買ってみました。今日、来られてよかったです」
この方のように西川町をきっかけにNFTを初めて購入してみる、という方もいらっしゃるようです。
会場では西川町特産品のおつまみや、地元のクラフトビール「月山ビール」などが振る舞われていました。
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交流会は、懇談と西川町に関する○×クイズ、デジタル住民一人ひとりのスピーチなどを経て、盛会のまま終了しました。
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正直、人口5,000人の自治体のイベントが東京で開催されていても、知っている人でなければなかなか来ないかもしれません。
しかし今回は、西川町にもともとは縁もゆかりもなかった人々が「NFT」というつながりで参加されています。ただ参加するだけではなく、参加者同士で新たな出会いが生まれ、熱く語りあっている様子を見て、「NFTによる自治体の関係人口増加」の効果を強く感じました。
このようなNFTでの関係人口増加は、今後さまざまな自治体で行われていくであろうことが強く予想できるイベントになりました。
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