「『液体塩こうじ』×規格外のなす」プロジェクト
(画像=「『液体塩こうじ』×規格外のなす」プロジェクト)

ハナマルキはイオンアグリ創造と共同で、10月7日・8日の2日間、イオンモール浦和美園1階うららか広場で行われたイベント「うららか広場~キチンと食べよう」に出店し、「液体塩こうじ」で漬けた規格外のなすの試食を実施した。

ハナマルキとイオンアグリ創造は2022年から「『液体塩こうじ』×もったいない野菜プロジェクト」を開始した。2022年はイオンアグリ創造社の「青いトマト」と「液体塩こうじ」を使用したレシピを開発し、「AEON 農場 SHOP」でセット販売したところ多くの反響があったという。

2023年は第2弾として「『液体塩こうじ』×規格外のなす」プロジェクトを実施することとなった。ブースでは「規格外のなす」と「液体塩こうじ」の組み合わせのほかに、「追いこうじみそ」の販売も実施した。

現場の様子を見守ったハナマルキの平田伸行マーケティング本部長は、「イオンアグリ創造と共同で実際に商品を販売するのは初めて。持続可能な社会の実現やSDGsへの取り組みといった意味も持ち、イオンアグリ創造のこうした活動に共感したので、今回の共同出店で規格外のなすと『液体塩こうじ』を販売することになった。こうした活動は定期的にやっていきたい」と同社の取り組みについて語った。

また、イオンアグリ創造の髙橋寛氏は、「訳アリのなすだが、おいしさは全く変わらない。新鮮な状態で持ってきているので、よりフレッシュ感が楽しめるはず。『液体塩こうじ』になすを漬けると酸味や苦味を抑えさっぱりまろやかに食べられる。日本の食文化で育んできた麹の力は凄いなと思う。液体にすることで、とても扱いやすく、魅力的な商品だと思ったので、今回のプロジェクトを提案させていただいた」と経緯を話した。

〈大豆油糧日報2023年10月11日付〉