日頃忙しく働いている経営者やビジネスマンは何を趣味としているだろうか。時間がなくて趣味などしている暇はないという人も多いかもしれない。そうした方々におすすめしたいのが映画鑑賞だ。少しの時間ですぐに始められる映画鑑賞。その魅力と絶対に見ておきたい映画を3本ご紹介する。

目次

  1. 経営者が映画を趣味にするメリット4つ
    1. 映画を趣味にするメリット1:映画からアイディアを得ることができる
    2. 映画を趣味にするメリット2:共通の話題を持てる
    3. 映画を趣味にするメリット3:ストレス解消
    4. 映画を趣味にするメリット4:始めるのが簡単
  2. 趣味は映画鑑賞とした場合のデメリット3つ
    1. 映画を趣味にした場合のデメリット1:映画について語れないとき、困る場合がある
    2. 映画を趣味にした場合のデメリット2:見るのに2時間ほどかかる
    3. 映画を趣味にした場合のデメリット3:映画を語った相手と意見が合わない
  3. 経営者が絶対見ておきたいおすすめの映画を3本ご紹介
    1. 英語学習にも最適な「タイタニック」
    2. シンギュラリティが間近に迫る今見るべき「ターミネーターシリーズ」
    3. 末永く愛されるエッセンスを盗みたい「スタンバイミー」
  4. サブスクで映画を見る
  5. 得られるものが多い趣味としての映画
経営者の趣味に映画は最適? ビジネスマンなら必見の映画を3本紹介
(画像=BOOCYS/stock.adobe.com)

経営者が映画を趣味にするメリット4つ

まずはメリットを見ていこう。

映画を趣味にするメリット1:映画からアイディアを得ることができる

映画は非日常の世界。プロたちが作りあげた映像にさまざまなストーリーが織り込まれている。仕事に行き詰ったとき、映画を見ることでビジネスのアイディアが浮かぶかもしれない。

映画を趣味にするメリット2:共通の話題を持てる

初対面の人やそう親しくない人と話すとき、話題に困ることはないだろうか。映画を見るのが好きという人は比較的多い。上映中の映画や名作と言われる映画を見ていると話のタネになるかもしれない。

映画を趣味にするメリット3:ストレス解消

アクションが好きな人、サスペンスが好きな人、ラブストーリーが好きな人、さまざまだろう。いずれにしろ好きなジャンルの映画を見ることで、主人公に感情移入し、没頭で生きる。ヒーローにもヒロインにもなれ、非日常の疑似体験が可能となる。ストーリーに入り込むことで、抱えていたストレスを解消できるかもしれない。

映画を趣味にするメリット4:始めるのが簡単

新しくなにかを始める場合、例えばスポーツなら道具の準備や時間の確保に手間がかかる。映画の場合、特に準備することもなく、空いた時間に見ることができる。映画館で迫力のある画面を楽しむのもいいが、サブスクで自宅にいながら簡単に視聴できるのも映画を趣味とするメリットだ。

趣味は映画鑑賞とした場合のデメリット3つ

デメリットも見ていこう。

映画を趣味にした場合のデメリット1:映画について語れないとき、困る場合がある

映画鑑賞が趣味ということで気を付けたいこともある。それは映画がすごく詳しいと思われることだ。趣味が映画鑑賞といっても実際はそれほど詳しくない人も多いのだが、妙に詳しいと思われディープな話題をふられたりするときがある。上手くかわせばいいのだが、それは少しデメリットと言わざるを得ない。

映画を趣味にした場合のデメリット2:見るのに2時間ほどかかる

映画は視聴に2~3時間かかるものが多い。できれば途中で区切ることなく見たいので、集中できる時間が必要だ。忙しい経営者の場合、この2~3時間を確保するのが難しいという人も多いだろう。

映画を趣味にした場合のデメリット3:映画を語った相手と意見が合わない

映画を語る相手と意見が食い違うことでトラブルとまではいかなくとも、気まずい雰囲気になることがある。その点はデメリットだ。大人の対応が求められる。

経営者が絶対見ておきたいおすすめの映画を3本ご紹介

今上映中の映画や不朽の名作と言われる映画をある程度見ておけば、話のネタにもなる。以下はおすすめしたい名作映画3本だ。

英語学習にも最適な「タイタニック」

最初からグイっとストーリーに引き込まれる。華麗な映像に魅了されるが実は格差社会の象徴のような映画。客室もそうだが、死者数も下層階級の方が圧倒的に多い。ただ、同時にそれを打ち破ろうとする主人公。自由奔放なジャックと締め付けられるような生活をしていたローズ。身分違いだからこそ燃えるような恋に発展、そしてタイタニックの悲劇が訪れる……。劇中に”Life is a gift.(人生は贈り物)”というセリフがある。これはローズに自由を与えたジャックの言葉。聞き取りやすく心に残る言葉は英語学習にも最適。

シンギュラリティが間近に迫る今見るべき「ターミネーターシリーズ」

今まさに、AIが急速に進化している。人工知能と人間の臨界点と言われるシンギュラリティは2045年。進化するAIの恩恵を受ける中、「もしかしたら」の恐怖を感じる人もいるかもしれない。ターミネーターは1984年に公開された映画だが、刻一刻と進む技術がこの映画の恐怖を思い起こさせる。監督はタイタニックと同じくジェームズ・キャメロン。

末永く愛されるエッセンスを盗みたい「スタンバイミー」

子供の時の経験は特別なもの。仲の良い友達との幼いころの冒険は一生の記憶になる。ふたたび戻ることのできないあの日の記憶を呼び覚ます青春ドラマ。ベン・E・キングの曲も秀逸。この映画に派手な要素は全くない。しかも企画段階からヒットするはずはないと言われた映画だ。しかし、公開から30年以上を経た今も多くの人に愛されている。

映画鑑賞は気負うことなく受動的にできる趣味だ。ここで挙げた三つの映画は興行収入が裏打ちする通り、多くの人が映画館に足を運んで見た映画。さまざまにちりばめられたストーリーに、問題解決に向けた分析力、人と人とのコミュニケーション、人を導くリーダーに通じる力、そして、コンピューター社会の恐怖など、ビジネスに有益な視点が盛り込まれている。まずはなにも考えることなく一度見てみてはどうだろうか。

サブスクで映画を見る

映画が見放題、月額料金がリーズナブルといったサブスクリプションサービスも人気だ。ただ、見放題の対象外となる映画もあるので注意したい。見たい映画の傾向や月額料金等も確認し、最適なものを選択しよう。以下はおすすめのサブスクサービスだ。

  • U-NEXT:31日間無料トライアルあり
  • Hulu:すべての作品が定額見放題
  • amazon Prime Video:amazonプライム会員特典に含まれるサービス、追加料金なしで利用できる
  • DMM-TV:17万本以上配信中

得られるものが多い趣味としての映画

映画を見るのは2~3時間。時間をとるのが厳しい方もいるかもしれないが、逆の視点で見れば、このわずかな時間で得られるものも多い。読書などは読むというある意味努力が必要だが、映画は特に努力することなくその世界に入ることができる。目に見えるスクリーンの画像、耳から聞こえる音声。自然にその世界に誘ってくれる。趣味としてのハードルが低く、メリットも大きい映画の世界に触れてみてはいかがだろうか。

著:しらい はるか
2級FP技能士(AFP)、薬機法管理者。地方自治体では会計課などの職務に従事。その後フリーランスを経て制作会社勤務。現在は独立して事業を営む。自らの経験をもとに、金融・ビジネス・医療などに関する執筆、編集、ディレクションを手掛ける。特に、節約に関するアドバイス、医療関連に関するアドバイスなどを得意とする。現在はサイドFIRE目指し、奮闘中。

無料の会員登録でより便利にTHE OWNERをご活用ください
他ではあまり登壇しない経営者の貴重な話が聞けるWEBセミナーなど会員限定コンテンツに参加できる、無料の会員登録をご利用ください。気になる記事のクリップや執筆者のフォローなどマイページからいつでも確認できるようになります。登録は、メールアドレスの他、AppleIDやtwitter、Facebookアカウントとの連携も可能です。 ※SNSに許可なく投稿されることはありません

無料会員登録はこちら