コカ・コーラボトラーズジャパンおもてなし自販機
(画像=コカ・コーラボトラーズジャパンおもてなし自販機)

コカ・コーラボトラーズジャパンは7月21日、東京・新大久保で、訪日外国人向けに多言語に対応した「おもてなし自販機」をリニューアル展開した。

近年インバウンド需要が増加するなか、2017年から始めた「おもてなし自販機」をリニューアルすることで、自動販売機に馴染みのない訪日外国人の利便性向上につなげる考えだ。

自動販売機デザインイメージ(左から「忍者」、「歌舞伎」、「侍」、「舞子」)
(画像=自動販売機デザインイメージ(左から「忍者」、「歌舞伎」、「侍」、「舞子」))

今回のリニューアルで、「Alipay」など15種類以上のQRコード決済が利用可能になるサービス「QR de 決済」に対応したほか、15言語に対応したPOPの貼付などスムーズな購入をサポートする設計にしたという。

さらに、マップル社が展開する訪日インバウンド専門メディア「DiGJAPAN!」と連携、ステッカーのQRコードを読み取ることで、さまざまな日本文化や観光の情報を入手できる。

多言語に対応したPOP(左、右上)、マップルの観光情報サイトと連動しているQRステッカー(右下)
(画像=多言語に対応したPOP(左、右上)、マップルの観光情報サイトと連動しているQRステッカー(右下))

日本文化を象徴するデザイン4種を採用し、上下にコカ・コーラロゴを配置することで、外国人にも馴染みのあるコカ・コーラの自販機であることを強調したという。

今後は、Wi-Fi機能の搭載を予定する。空港や大型のバスターミナルなど、人通りの多い地点に設置していく考えだ。