BIGLOBEは、昨今の物価上昇に関連し「2023年夏の生活とお金に関する意識調査」を実施した。同調査は、全国の20代から50代の男女1000人を対象にアンケート形式で実施した。調査日は6月1日~6月2日、調査方法はインターネット調査となる。調査の結果、物価上昇で「生活に不安」8割になった。一方でコロナ5類移行後初の夏のボーナスは「大きく使いたい」が約3割だった、また6割が夏の国内旅行に意欲を示していた。
全国の20代から50代の男女1000人に「昨今の物価上昇にともない生活に不安を感じる」かを質問したところ、8割の人が「生活に不安を感じている」という結果になった。
「ここ1年くらい不安を感じていて、最近(ここ数ヶ月)より不安を感じている」(20.1%)、「最近(ここ数ヶ月)不安を感じるようになった」(15.5%)と最近(ここ数ヶ月)不安が高まった人が35.6%にのぼっていることがわかった。
さらに、「生活に不安を感じている」と回答した783人に「昨今の物価上昇にともない対策を考えている(対策をしている)」かを質問すると「節約」については「あてはまる」(47%)、「ややあてはまる」(44.3%)をあわせ9割という結果に。「節約志向」であることが明らかとなった。
「収入を増やすこと」については「あてはまる」(25.4%)、「ややあてはまる」(41.1%)と約7割だった。
全国の20代から50代の男女1000人に「価格の上昇が生活に影響があると感じているもの」を質問すると、1位「食費」(81.2%)、2位「電気代」(73.1%)。続いて、3位「ガス代」(48%)、4位「ガソリン代」(41%)となった。
さらに、「電気代」の上昇が生活に影響があると感じると回答した731人に「行っている(行おうと思っている)節電対策」を聞くと、「照明をマメに消す」(70.3%)が最も多く、「エアコンの設定温度の調整」(45.7%)、「エアコンのフィルター掃除」(34.1%)、「使用していない電化製品はコンセントを抜く」(29.7%)などこまめに対策していることが明らかとなった。
全国の20代から50代の男女1000人のうち「夏のボーナスが出る予定」という男女312人に「コロナ5類移行後、初の夏のボーナスを大きく使いたいという気持ちがある」かを質問すると、「ある」(10.9%)、「ややある」(16.3%)をあわせ、「大きく使いたい気持ちがある」という人は3割弱という結果になった。年代別では、20代は約4割、50代は2割弱と若い世代の人が「大きく使いたい」という人が多かった。
さらに、「夏のボーナスをどうするか」については、「預貯金」(76.6%)が8割弱と最も多く、次いで「旅行に行く」(41%)、「外食に行く」(28.8%)となった。
全国の20代から50代の男女1000人に「夏の旅行の予定について」質問をすると、国内旅行については「旅行の予定がある」(25.5%)と4人に1人は既に旅行の予定があるという結果になった。さらに、「旅行をしたいと思っている」(36.3%)をあわせ、6割が国内旅行への意欲があることが明らかとなった。海外旅行については、「旅行の予定がある」(4.3%)、「旅行をしたいと思っている」(18.5%)をあわせ、2割強となった。
また、「旅行の予定がある」「旅行をしたいと思っている」という人に「1回の旅行にかけるひとりあたりの予算」を質問すると、国内旅行では「3万円未満」が4割、「5万円未満」が7割。海外旅行では「15万円未満」が5割、「30万円未満」が8割となった。
[調査概要]
調査名:2023年夏の生活とお金に関する意識調査
調査対象:全国の20代から50代の男女1000人
調査方法:インターネット調査
調査期間:6月1日~6月2日
ビッグローブ=https://www.biglobe.co.jp/