ビーマップ、「こんぷりん証明写真サービス」の対応店舗が全国コンビニ約90%まで拡大、「推し活」など証明写真の新たな活用法を提案

就職活動の履歴書や各種資格試験の願書などを作成する上で、必要不可欠となるのが証明写真。特にマイナンバーカードの申請では、老若男女すべての人に証明写真の提出が求められた。証明写真を撮影・プリントする場所といえば、駅などに設置されている専用の証明写真機を思い浮かべる人も多いが、最近では、コンビニエンスストア(以下、コンビニ)で証明写真をプリントする人も増えてきているようだ。こうした中、ビーマップが提供している「こんぷりん証明写真サービス」では、今年4月にセブン-イレブンでのサービスを新たに開始し、ローソン、ファミリーマートと合わせて全国のコンビニの約90%を網羅。単なる証明写真だけではなく、「推し活」グッズとしての活用提案にも力を注いでいる。そこで今回、「こんぷりん証明写真サービス」の概要やおすすめの活用法、今後の展開などについてビーマップの担当者に聞いた。

ビーマップ、「こんぷりん証明写真サービス」の対応店舗が全国コンビニ約90%まで拡大、「推し活」など証明写真の新たな活用法を提案

ビーマップでは、AKB48/坂道グループを中心としたアイドルやサンリオキャラクターなど、さまざまなジャンルのブロマイドやシールを、全国の主要コンビニに設置されているマルチコピー機で手軽に購入できるコンテンツプリントサービス「こんぷりん」を2015年から展開している。「こんぷりん証明写真サービス」は、「こんぷりん」の新たなコンテンツとして、昨年3月に提供開始したサービスで、手持ちのスマートフォン(以下、スマホ)で撮影した証明写真を、24時間365日、いつでもコンビニのマルチコピー機からプリントすることができる。

ビーマップ、「こんぷりん証明写真サービス」の対応店舗が全国コンビニ約90%まで拡大、「推し活」など証明写真の新たな活用法を提案

「『こんぷりん』は、コンビニでのコンテンツプリントの認知度がまだ低かった頃に、当時大ブームを巻き起こしていたAKB48の選抜総選挙のポスターブロマイドを販売し、大きな反響を得た。その後も、AKB48/坂道グループを中心にさまざまなアイドルやキャラクターのブロマイドを販売してきたが、期間限定の企画が多く、頻繁にコンテンツが入れ替わるため、安定したビジネスとはいえなかった。そこで、長期的にサービスの柱になるコンテンツを提供する必要があると考え、堅実なニーズが見込める証明写真に着目した」と、「こんぷりん証明写真サービス」を提供するに至る経緯を語るのは、ビーマップ 事業推進本部 ソリューション事業部の平本佳子氏。「そして、昨年3月に『こんぷりん証明写真サービス』をローソン店舗からスタート。昨年9月にはファミリーマート店舗のマルチコピー機にも対応した。さらに、今年4月からセブン-イレブン店舗でもサービス提供を開始したことで、対応店舗数は全国で約5万1000店舗にまで拡大し、全国のコンビニの約90%をカバーしている」と、サービス開始から約1年で全国のコンビニを網羅する体制が整ったと説明した。

「こんぷりん証明写真サービス」のサービス概要や特長については、ビーマップ 事業推進本部 ソリューション事業部の滝上真帆氏が紹介した。「『こんぷりん証明写真サービス』は、手持ちのスマホで写真を撮影してアップロードすると、コンビニ店頭のマルチコピー機で証明写真をいつでもプリントできる。街中にある証明写真機では、髪型や撮影角度など思うように撮れないこともあるが、同サービスでは、自宅で何度でも撮り直しができるので、納得のいく証明写真をつくることができる」とのこと。「また、スマホで自撮りしたものだけでなく、事前に撮影したお気に入りの画像を使うこともできる。さらに同サービスは、すべて専用サイトから利用できるので、新たにアプリをインストールする必要もない」と、いつでも好きなタイミングで、手軽に証明写真をプリントできるという。

ビーマップ、「こんぷりん証明写真サービス」の対応店舗が全国コンビニ約90%まで拡大、「推し活」など証明写真の新たな活用法を提案

「証明写真のサイズは、履歴書(40mm×30mm)から免許証(30mm×24mm)、マイナンバーカード(45mm×35mm)、雇用保険(30mm×25mm)、資格試験(55mm×40mm)など、さまざまなサイズに対応している。プリント料金は、写真用紙L判(証明写真4枚分)で200円(税込)からと、証明写真機や写真館に比べて低コストを実現した。また現在、履歴書2枚分を無料でプリントできるコード番号もプレゼントしている」と、就職活動をしている人にうれしい履歴書の無料プレゼントも実施しているとアピールした。

ビーマップ、「こんぷりん証明写真サービス」の対応店舗が全国コンビニ約90%まで拡大、「推し活」など証明写真の新たな活用法を提案

そして、他社のサービスにはない、「こんぷりん証明写真サービス」ならではの大きな特長となるのが「証明写真風写真」のプリントだ。滝上氏は、「以前は、画像加工ソフトなどで“盛った”自撮り写真が人気だったが、今は逆に、何も加工していない証明写真がエモいとして若年層から注目を集めている。そこで、こうしたニーズに対応するべく、独自のコンテンツとして『証明写真風写真』を提供している。『証明写真風写真』では、文字などが書けるフリースペース付きの台紙に写真をプリントする。これによって、例えば、友人やペットなどの証明写真風写真にメッセージやイラストを添えて、スマホのケースなどに入れて持ち歩くことができる」と、証明写真をプリクラのように遊びで使う若年層の新たなニーズに応えるサービスなのだと話す。

ビーマップ、「こんぷりん証明写真サービス」の対応店舗が全国コンビニ約90%まで拡大、「推し活」など証明写真の新たな活用法を提案

「また、最近では『推し活』がブームになっているが、『証明写真風写真』は推し活グッズにも活用できると考えている。アニメやゲームのキャラクター、アイドル、友人など、推しの画像を『証明写真風写真』にプリントして、100円ショップなどで売っているアイテムと組み合わせれば、自分だけのオリジナルの推し活グッズを簡単に作ることができる。推し活グッズを通じて、お気に入りの推しの写真をアピールしたり、同じ推しの仲間づくりのきっかけなど、コミュニケーションツールとしてもぜひ活用してほしい」と、イチオシの活用法を教えてくれた。

今後の展開について平本氏は、「『証明写真風写真』に続く独自コンテンツとして、『フレーム付き写真』の提供を予定している。『フレーム付き写真』では、これまでブロマイドの販売で培ってきたノウハウを生かして、アイドルやキャラクターとのツーショット写真が撮れるフレームなどを用意し、推し活をさらに応援していく。また、現在は履歴書の無料プレゼントで発行しているコード番号を応用し、さまざまな企業とコラボしたキャンペーン企画も展開していきたい」と、独自コンテンツの拡充やコラボキャンペーンの展開などを通じて、「こんぷりん証明写真サービス」の利用者をさらに広げていく考えを示した。

ビーマップ=https://www.bemap.co.jp/
こんぷりん証明写真サービス専用サイト=https://selfy.conprin.com/