万代とサントリーが取り組む「ボトルtoボトル」リサイクル
(画像=万代とサントリーが取り組む「ボトルtoボトル」リサイクル)

サントリー食品インターナショナルは6月9日、 食品スーパーマーケット万代(大阪、兵庫、奈良、京都、三重の各府県に164店舖展開)と協働し、店頭に集められた使用済みペットボトルを回収し、新たなペットボトルに生まれ変わらせる「ボトルtoボトル」水平リサイクルを開始した。

6月9日の「リサイクルの日」から万代の豊中豊南店(大阪府)と奈良県の5店舖、計6店舗で先行開始する。10月末までにリサイクルボックスの設置が可能な155店舖まで一気に拡大する予定という。

水平リサイクルとは、使用済み製品を原料として用いて同一種類の製品につくりかえるリサイクルのこと。その意義は、新たな化石由来原料を使わずに、何度もペットボトルとして生まれ変わることができる資源循環と、新たに石油からペットボトルを製造するのに比べて、CO2排出量が約60%削減できる環境負荷低減の点にある。

「ボトルtoボトル」水平リサイクルイメージ
(画像=「ボトルtoボトル」水平リサイクルイメージ)

来店者が万代の店舗へ持ってきた使用済みペットボトルを、ペットボトルへリサイクルする事業者に引き渡し、新たなペットボトルとして再生して、サントリーの工場で製造する製品に使用し、そしてまた販売する取り組みだ。

万代とサントリーは、「リサイクル適性が高く、再資源化の仕組みが整っているペットボトルを資源として循環させていくことで、持続可能な社会の実現に貢献する」という思いが一致し、協働に至ったとしている。

万代は61年間、地域密着スーパーとして地域の人々に喜ばれるお店作りをしてきたとする。そこで、「水平リサイクルの取り組みを推進するには、お客様、地域の皆様と一体となって取り組むことが重要になる」とし、さまざまな施策を行う。

まず、来店者が楽しみながら参加できるように、店舗内では、使用済みペットボトルをリサイクルして作られたペットボトルを使った製品の販売コーナーを設置していく考えだ。また、取り組みを紹介するポスター、POPなどを設置し、協力した取り組みが、どのように生かされているかを実感できる施策を行うという。

“リサイクルの見える化”を推進することで、この水平リサイクルの取り組みを、万代とサントリーの取り組みでなく、地域の人々の一体となった取り組みへと進化させていく考えだ。

万代の店舗外観
(画像=万代の店舗外観)