ビジネスマンのなかには、趣味を増やしたい人も多いかもしれない。しかしせっかく始めるのであればビジネス面でメリットがある趣味に取り組みたいものだ。例えば、水泳を趣味にするとビジネス面でメリットが多いといわれていることをご存じだろうか。本稿では、水泳を趣味にするビジネス面のメリットについて解説する。
目次
ビジネスマンの趣味には何が多い?
はじめにビジネスマンがどのようなことを趣味にしているのかを見ていこう。複数の会社がこれまでに行った調査では、趣味にスポーツを挙げている人は多い。これらの調査結果を見るとランニングやウォーキング、ゴルフ、テニスなど、趣味にしているスポーツの種類は幅広い。また男女別・年齢別において男女の区別なくどの年齢層であっても体を動かすことを趣味にしている人は上位に来ている。
ビジネス面で水泳を趣味にするメリットとは
ビジネスマンでは、スポーツを趣味にしている人が多い傾向だ。スポーツといってもさまざまな種類があるが、おすすめなのが水泳である。なぜなら水泳を趣味にすることでビジネス面でも多くのメリットを享受することができるからだ。ここでは、ビジネス面で水泳を趣味にするメリットについて解説する。
水泳を趣味にしているとお金が貯まる人になれる?
水泳を趣味にしている人は、水泳をしていない人に比べて貯金が多い傾向がある。与信管理サービスや営業支援サービスなどを展開するリスクモンスター株式会社が2020年12月に行った調査の結果(第1回「お金が貯まる人のライフスタイルアンケート」500人からの回答)でも、そのことがうかがえるだろう。
同調査結果によると日常的に運動している人の貯金額の中央値は400万円であるのに対し、日常的に運動をしていない人の貯金額の中央値は、200万円となっている。なんと普段から運動している人のほうが、運動をしていない人の約2倍もの貯金を持っているのだ。では、趣味としているスポーツの種目別ではどうなっているのだろうか。
同調査によるとスポーツ種目別の貯金額で最も中央値が高かったのが「水泳」で1,500万円、次いで「ゴルフ」が900万円だった。この結果を見ても水泳を趣味にしていると貯金が増える可能性があることがうかがえる。
ストレスの発散やダイエットになる
水泳を行うとストレスの発散やダイエットになる点は、メリットの一つだ。スポーツの種類にかかわらず、体を動かすとビジネスなどで抱えているストレスの発散が期待できるが、そのなかでも特に水泳は効果的といわれている。水泳で体を動かすと、ビジネスなどのストレスを発散することができるため、新たな気持ちで仕事に向かいやすくなるだろう。その結果、仕事の効率も良くなる。
実際に水泳を趣味にしている経営者も多い。例えば、アイリスオーヤマの会長はニュースやTV番組などで、水泳を趣味にしていることや、泳ぐうちに気分が晴れて前向きになれたことが過去に会社の窮地脱出のきっかけになったと明かしている。また水泳は、地上での運動に比べて消費カロリーが多いため、ダイエット効果が高く健康が維持しやすい。
これにより休まずに仕事ができるようになる効果も期待できる。水泳中に新しいアイディアが浮かぶこともあるようだ。
水泳を趣味にするためには
水泳を趣味にすることは、ビジネス面で大きなメリットがある。では、水泳を趣味にするためにはどうしたらよいのだろうか。水泳を趣味にするためには「水泳ができる場所を見つける」「水泳するためのアイテムを用意する」といった2点が必要だ。それぞれについて見ていこう。
水泳ができる場所を見つける
水泳を趣味にするためには、まずどこで水泳ができるのか見つけることが必要だ。水泳ができる代表的な場所には、フィットネスジムや市営などの公共プール、スイミングクラブなどの施設がある。それぞれの施設には、以下のような特徴がある。
自分のライフスタイルに合わせて、利用場所を見つけることが重要だ。例えば、会社帰りなどに水泳をする場合はフィットネスジムやスイミングクラブなど、休みの日に水泳をする場合は公共プールを利用するとよい。
水泳するためのアイテムを用意する
水泳ができる場所を見つけたあとは、水泳をするためのアイテムを用意する。
- 水着
- 水泳キャップ
- ゴーグル
- タオル
上記は必須として、あったほうがよいアイテムとしては、以下のものがある。
- スポーツドリンク
- シャンプー、トリートメント(利用できない施設もある)
- メイク落とし(女性)
水泳するためのアイテムは、スポーツ用品店やフィットネスジム・スイミングクラブなどにいけば、他にも便利なものがあるだろう。
ビジネスマンにとって水泳を趣味にする効果は大きい
ビジネスマンにとって水泳を趣味にすることは、公私ともに効果的だ。水泳を趣味にするとストレスの発散やダイエット効果が期待できるだろう。また水泳を趣味にしている人の貯金額の中央値は1,500万円で最も高いというアンケート結果もでている。水泳は、フィットネスジムや市営などの公共プール、スイミングクラブなどの施設で気軽に始められる趣味だ。
自分のライフスタイルに合わせて、泳げる場所を見つけてみてはいかがだろうか。