2023年5月13日、牡蠣若手の会のなおきちさんによる「牡蠣の食べ比べ✕NFTアート展示」という珍しいイベントが開催されました。この記事ではイベントの開催背景とイベントの様子をレポートします。

目次

  1. 牡蠣若手の会とは?
  2. 牡蠣✕NFT
  3. 牡蠣✕NFTイベント
  4. 最後に

牡蠣若手の会とは?

公式サイトによると、牡蠣若手の会とは「日本の牡蠣業界が抱える問題を解決し、牡蠣業界を持続可能な産業にするために結成されたチーム」です。

【イベントレポート】牡蠣✕NFT展示イベント

牡蠣若手の会公式サイトより

牡蠣業界に限らず、日本の水産業は高齢化・売上の減少など様々な課題を抱えています。その中で宮城県・石川県・広島県といった牡蠣の名産地の漁師/生産者が参加し牡蠣業界の発展と課題解決を実施していく団体です。

牡蠣✕NFT

牡蠣若手の会のメンバーであるなおきち氏が、以前からNFTアートに取り組んでいたこともあり、同会ではNFTを活用した活動を行っています。

具体的には、NFT保有者はECサイトで5%オフの特典となったり、イベントにて牡蠣商品を購入するとKAKIトークンがもらえ、それに応じてNFTをフリーミント出来る、といった仕組みです。

【イベントレポート】牡蠣✕NFT展示イベント

牡蠣若手の会公式サイトより)

公式サイト「Kaki Portal」に接続すると、現在保有しているKAKIコインの量、また次のレベルまでの必要数が確認できます。

【イベントレポート】牡蠣✕NFT展示イベント

(公式サイト:KAKI Portalより)

牡蠣✕NFTイベント

今回開催されたイベントは、なおきちさんが生産者さんより取り寄せた生牡蠣を食べ比べ出来るだけではなく、イベントスペース内で各NFTクリエイターの皆さんのアートが展示されており、それを観て楽しむことも出来ました。

【イベントレポート】牡蠣✕NFT展示イベント

NFTをきっかけにイベントに参加し、牡蠣の美味しさを楽しんだ方、また逆に牡蠣目当てで来場したが展示されているアートからNFTアートを知るなど、間口が広く様々な来場者を誘引していました。

【イベントレポート】牡蠣✕NFT展示イベント

最後に

このイベントのみならず牡蠣若手の会では牡蠣、アートをきっかけにコミュニティが生まれ、そのコミュニティの証としてNFTが活用されています。こういったデジタルから発生したコミュニティがフィジカルのイベントに繋がり、その結果として、特に苦境にある一次産業の生産者さんの支援につながっていく取り組みは、今後も続いていくと予想されます。

【イベントレポート】牡蠣✕NFT展示イベント

(牡蠣若手の会のなおきちさん)

参考リンク

牡蠣若手の会公式サイト:https://kakiwakatenokai.com/

※参考:今回展示されたNFTクリエイターの皆様

ヨシ🍩Mintin‘Donuts🍩さん
えどまゆ🐰edmayuさん
Negitoro3さん
けだまさん
しんたろーさん
まーるさん
AIRU-CHANさん
OHAGIさん
YUO.さん
わお🦄DDPさん
Art Satellitesさん

*順不同