「Parkになろう -結婚式は未来の新しいパブリックに-」展が渋谷・宮下公園で開催中、Z世代にウエディングの魅力を発信

ウエディングパークが実施する「『祝う、分かち合う、感動する』未来の結婚式を体験する。」をテーマに掲げるプロジェクト「Wedding Park 2100 ミライケッコンシキ構想(以下、Wedding Park 2100)」は、3月21日から24日まで東京・渋谷区立宮下公園(MIYASHITA PARK屋上)で、特別イベント「Parkになろう -結婚式は未来の新しいパブリックに-」展を開催中だ。

「Parkになろう -結婚式は未来の新しいパブリックに-」展は、ウエディング業界内外を問わず、さまざまなクリエイターや企業、学生が参加する結婚・結婚式のミュージアムとなっている。今回、「誰もが自由に入れて、遊ぶように体験でき、みんなで幸せを共有できる身近なもの」=“公園”のような公共性をウエディングにも追求していきたいという想いから、イベントのコンセプトを「Parkになろう」に設定した。今までの当たり前にとらわれない多様な価値観が生まれている中、同イベントでの体験を通じて、参加者、来場者とともに結婚・結婚式のミライを構想していく。特に、渋谷に集うZ世代の若者に向けて、結婚・結婚式のミライにときめき、そして、ウエディングの価値や魅力と出会える場を提供する。

「Parkになろう -結婚式は未来の新しいパブリックに-」展が渋谷・宮下公園で開催中、Z世代にウエディングの魅力を発信

会場となる宮下公園は、渋谷駅近郊ではなかった直に芝生に座れる唯一の公園になっている。そこで、この唯一芝生に座りながら過ごせる公園の良さを最大限活かし、公園とウエディング空間が一体的な空間になっていくような会場構成とした。バージンロードを公園の一部と考え、芝生によるパークロードを設置している。芝生の段差によって公園からウエディング空間へ、ウエディング空間から公園へと連続していくようなウエディングパークとなっている。

会場内は、パークロードに沿って、「ウエディングエリア」「Z世代エリア」「アートエリア」「メタエリア」と、さまざまな切り口から結婚・結婚式に触れられる4つのエリアを展開している。では、各エリアの主な展示内容をみてみよう。

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「ウエディングエリア」では、Wedding Park 2100の想いに共感し賛同した417のウエディング企業・団体のうち50社から寄せられた「みんなが集える結婚・結婚式のミライに向けて大切にしていきたい想い」を紹介している。風に揺れる背の高い草をかき分けるような展示や、砂場の中を掘り出して宝物を見つけるような展示など、公園をテーマにした展示方法に注目してほしいという。

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「Z世代エリア」では、大学生やZ世代のクリエイターが創造する「わたしたちらしい幸せを叶える、未来のウエディング」を体験できるコーナーを用意した。Z世代コピーライターによる「ふたりのサイコロ」は、二人で言葉のサイコロを転がして、一つの会話をつくるというもの。この偶然が、二人のこれからを見つめるきっかけになるかもしれないとのこと。

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Z世代デザイナーによる「じぶんいろを叶える『まほうのブティック』」は、パートナーと大切にしたい価値観をもとにハンカチの柄を選び、ウエディングの衣装をつくっていくコーナー。「おもいやり」「ありのまま」「ときめき」「尊敬」の4つの価値観から好きな柄のハンカチを選び、好きな型にドレスアップして、自分たちらしい結婚の幸せを考えながら衣装づくりを楽しむことができる。

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大学生とZ世代イラストレーターのコラボレーションによる「“わたしたちらしい”結婚式」では、大学生から寄せられた結婚式への問いをもとに、Z世代から支持を受け、自身もZ世代である人気イラストレーターのヨシフクホノカ氏が創造性豊かなイラストを描いた。会場では、清泉女子大学とコラボした「空を飾る結婚式」と、埼玉女子短期大学とコラボした「ふたりのファーストバイトでいろんな衣装」の2作品を展示している。

「Parkになろう -結婚式は未来の新しいパブリックに-」展が渋谷・宮下公園で開催中、Z世代にウエディングの魅力を発信

「アートエリア」では、“公園が結婚式場だったら”という世界観の中、「幸せの共有体験」をテーマに、建築家や音楽家、文学研究者、料理研究家など、さまざまなアーティストが手掛ける体験型の作品を、見て、触って、楽しむことができる。「ぱたぱたフロシキ」は、結婚式の受付の場所として、気軽に持ち運び、草むらの上でさっと広げられる風呂敷のような遊具を提案。立てたり折りたたんだり広げたり、いろいろなパターンに展開することができる。

「Parkになろう -結婚式は未来の新しいパブリックに-」展が渋谷・宮下公園で開催中、Z世代にウエディングの魅力を発信

「ふたつをむすぶ」は、公園の中で自然や光と融合し、いつもと違う記念写真を撮影できる紅白幕となっている。中から見ると外の公園の風景が見え隠れし、外から見ると中の様子が見え隠れするような体験を提案する。

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「広葉樹で作る鏡開き」は、新郎新婦の共同作業の定番である「鏡開き」を広葉樹で制作した。森に生えているいろいろな種類の木を組み合わせて、蓋と木槌を作っており、叩き割ると樹種によって異なる音が響く。中にはお酒ではなく、木製の継ぎ手である“契り”が積み木のようにたくさん入っている。蓋は組み立てられるので、何度でも叩き割ることができる。

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「パークデコレーション」は、ジャングルジムを自分好みのウエディング仕様にデコレーションすることで、日常風景が祝祭風景になる可能性を展示で表現した。“パーク=まちの余白空間”と捉え、5つのまちをデコレーションした妄想模型をジャングルジムに乗せている。

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「1000人のフラワーシャワー」は、式を挙げる二人のためではなく、いま、この場にいる自分たちを認め合うためのフラワーシャワー。フラワードームを潜り抜けた先では、未来のフラワーカプセル作りを体験できる。カプセルに思い思いの花びらや葉をつめて、未来の自分たちが楽しめるフラワーカプセルを作ることができる。また、不定期開催で、その場にいるみんなで祝うフラワーシャワーを実施する。

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「メタエリア」では、時間や場所、距離にとらわれず、誰でも、いつでも集えるメタバースの技術を活用して、森と宇宙、2つの場所での未来の結婚式を楽しむことができる。メタバースコンテンツを制作するクリエイティブスタジオGugenkaによる「メタバース結婚式」では、森の中で、自然や動物たちが祝福してくれる、メタバース空間の結婚式を体験できる。プロジェクトデザインスタジオのバスキュールによる「ふたりの出会いを誓う」では、ISS(国際宇宙ステーション)をデジタルツイン化したメタバース「THE ISS METAVERSE」の体験ツアーを通じて、宇宙空間での新たな愛の誓いを提案する。

なお、東京での開催に続いて、3月28日・29日の2日間、大阪(グランフロント大阪)でも同イベントを開催する予定になっている。

[「Parkになろう -結婚式は未来の新しいパブリックに-」展 概要]
<東京開催>
日程:3月21日(火)~24日(金)11:00~18:00
場所:渋谷区立宮下公園(MIYASHITA PARK 屋上)/東京都渋谷区渋谷1-26-5
入場料:無料
予約URL:https://weddingpark2100-2023.peatix.com
<大阪開催>
日程:3月28日(火)~29日(水)11:00~18:00
場所:グランフロント大阪 北館1Fナレッジプラザ/大阪府大阪市北区大深町3-1
入場料:無料
予約URL:https://weddingpark2100-2023-osaka.peatix.com

ウエディングパーク=https://www.weddingpark.co.jp/
Wedding Park 2100 ミライケッコンシキ構想=https://2100.weddingpark.net