ライト工業、ベトナムの持分法適用関連会社による第三者割当増資を引受、連結子会社化へ
(画像=FRANK/stock.adobe.com)

ライト工業株式会社(1926)は、持分法適用関連会社のFecon Underground Construction Joint Stock Company(ベトナム ハノイ、以下FCU社)による第三者割当増資を引き受け、同社を連結子会社化することを決定した。

FCU社と、ライト工業の連結子会社Raito-Fecon Innovative Geotechnical Engineering Joint Stock Company(以下RFI社)の経営統合に伴い行われる。

ライト工業は、法面保護工事、斜面安定・防災工事、地盤改良工事などを行う、土木に強い工事会社。

FCU社は、ライト工業が36%出資する地下関連工事会社。深層混合処理等の地盤改良工事や、トンネル・シールド工事、推進工事を担っている。

RFI社は、ライト工業とFCU社の合弁会社(ライト工業株式所有比率51%)で、ジェットグラウトや薬液注入等の地盤改良工事を主力事業としている。

ライト工業は、今後のベトナム事業の成長・拡大に向け、FCU社のRFI社子会社化を決定した。 FCU社は、今後の事業拡大に向け財務基盤の強化を図るため第三者割当増資を実施し、これをライト工業が引き受ける。

ライト工業が現在保有しているRFI社株式はFCU社に売却し、経営統合後のRFI社はライト工業の孫会社となる。
RFI社は統合後2年以内にFCU社に吸収合併する。

併せてFCU社の社名は統合後、Fecon-Raito Underground Construction Joint Stock Companyに変更する予定。

・今後の予定
増資引受実行日 2023年1月19日

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(提供:日本M&Aセンター

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