ティーケーピー、台湾リージャス社の全株式をIWG Group Holdings Sarlへ譲渡
(画像=denisismagilov/stock.adobe.com)

株式会社ティーケーピー(3479)は、臺北雷格斯企業管理諮詢股份有限公司(台北市、以下台湾リージャス社)の発行済全株式をIWG Group Holdings Sarl(以下IWG)へ譲渡することを決定した。

ティーケーピーは、イベント会場の運営を行っている。国内のフレキシブルオフィス市場において、国内411施設、182,730坪(2022年8月末時点)のネットワーク力を持つ。
特別目的会社である株式会社TKPSPV-10号を通じて、台湾リージャス社の全株式を保有している。

台湾リージャス社は、「Regus」「SPACES」(以下、リージャスブランド)等の多彩なブランドを通じてレンタルオフィス、コワーキングスペース等の運営を行っている。

IWGは、レンタルオフィス、コワーキングスペース等の管理・運営を行っている。1989年に設立され、ロンドン証券取引所に上場している。

ティーケーピーは、海外戦略の一環としてアジアでの事業展開を加速させるため、台湾リージャス社を買収していた。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大・国際情勢の変化等が発生し、台湾で子会社を単独で運営することに地政学的な課題が発生していた。

IWGがリージャスブランドを世界各国で展開し、フレキシブルオフィスの運営ノウハウを持っていることから、台湾リージャス社のさらなる成長およびグループ全体における経営資源の最適配分の観点より、株式譲渡を決定した。

・今後の予定
株式譲渡実行日 2023年2月1日

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(提供:日本M&Aセンター

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