食の課題を先端テクノロジーで解決する展示会
2022年12月7日から幕張メッセで「フードテック Week東京」が開催された。
このイベントは「食の課題を先端テクノロジーで解決する展示会」として2020年に第1回が行われ、第3回となる今回は過去最多の約400社が出展。日本電気株式会社やパナソニック株式会社といった大手企業の他、株式会社ヤプリや株式会社タイミーといったIT業界の企業、株式会社Goalsや株式会社MobileOrderLabといったベンチャー企業も参加した。
株式会社カミナシ
株式会社カミナシのブースでは、現場管理業務を効率化するクラウドサービス「KAMINASHI(カミナシ)」をお披露目。
「カミナシ」は手書き情報のデータ化から集計、報告など、これまで紙やエクセルで行っていた事務作業やルーティンワークをデジタル化し、一元管理を可能にする。
同社担当者は「製造、小売、飲食、物流などのあらゆる業界で、無駄な作業をなくし、現場DXを実現させている」と説明する。
株式会社スカイディスク
株式会社スカイディスクのブースでは、企業の生産計画を最適化するソリューション「最適ワークス」をお披露目。 「最適ワークス」はどの製品を・何個・いつまでに、というオーダー情報から、設備・人員の最適な割付け計画をAIがサクッと立案してくれるサービスになっている。2022年の4月にリリースされたサービスだが、大手企業を始めとして、多くの企業が導入を始めている。
実際に導入した企業では続々と効果が出始めている。
株式会社tacoms
株式会社tacomsのブースでは「Camel」をお披露目。 「Camel」は複数のデリバリー・テイクアウトサービスを、 ひとつのタブレットで受発注から集計まで一気通貫で管理することができるサービスだ。同社担当者は、「Camelは大手チェーン企業様から個人店様まで、幅広く活用いただけるサービス。数多くあるデリバリー、テイクアウトサービスを一つのタブレット一台に集約でし、多店舗運営の場合もまとめて管理できるため効率化につなげることができる」とサービスの特徴を説明した。
株式会社スマレジ
株式会社スマレジのブースでは「スマレジ」をお披露目。 「スマレジ」はiPhoneなどのスマート端末やiPadなどのタブレット端末を用いたクラウドPOSレジだ。同社担当者は、「飲食業をはじめ、小売業やアパレル業などの業界でも多く導入をいただいている。低価格で導入が可能であり、基本のレジ機能のみならず、予算管理や顧客管理などもできる。また、シンプルで使いやすいデザインになっている」とサービスの特徴を説明した。
ゴールデンバーグ株式会社
ゴールデンバーグ株式会社では「商品識別」から「決済」まで“完全自動”の国内初の次世代型無人販売機「スマリテ」をお披露目。同社担当者は「全て自動で簡単に決済できるだけでなく、食品を遠隔管理することでフードロス削減などの社会課題の解決にもつながる」と説明した。
株式会社中西製作所
株式会社中西製作所では省人化・省力化に特化した洗浄ライン、過熱水蒸気で調理するオーブン「DEECO(ディーコ)」をお披露目。同社担当者は「過熱水蒸気で調理することで、素材本来の旨味や甘みを引き出すことができる。さらに業務用になっているので、一度で大量に水蒸気での調理が可能な製品となっている」と説明した。
【第3回 フードテック Week東京 主な出展企業】
・株式会社アイリッジ
・株式会社アスピット
・株式会社エフアンドエム
・兼松株式会社
・株式会社Goals
・ゴールデンバーグ株式会社
・株式会社スタメン
・株式会社スマレジ
・ソフトバンクロボティクス株式会社
・株式会社DFARobotics
・株式会社トリドリ
・日本電気株式会社
・ポスタス株式会社
・株式会社メタップスペイメント
・株式会社MobileOrderLab
・モバイルバッテリーシェアリング「ChargeSPOT」
・株式会社ヤプリ
・株式会社リクルート
・COBOTSYSCO.,LTD.
・株式会社カミナシ
・株式会社タイミー
・株式会社tacoms
・株式会社スカイディスク
・株式会社中西製作所
など