株式会社電通グループ(4324)は、グループのロシア事業を担う現地合弁会社の、グループ保有持分の全てを、現地パートナーへ譲渡することを決定した。
電通グループは、日本で最大手の広告代理店。グループ全体の成長持続および競争力強化に向けた各種環境の整備と支援、ならびにグループガバナンスの推進を行っている。
本件は、ロシア政府委員会を含む行政機関による承認を必要とするため、譲渡完了は承認次第となる。
電通グループは、2022年度内に本件完了を前提とした場合、連結ベースでの2022年の年間損失額合計は、約370億円になると現時点で試算している(為替レートを、現在の水準である1英ポンド160.57円で換算)。