クボタの欧州子会社、伊芝刈機メーカーの株式取得、グループ化へ
(画像=photoschmidt/stock.adobe.com)

株式会社クボタ(6326)の欧州機械事業統括子会社クボタホールディングスヨーロッパB.V(オランダ・ニーウフェネップ)は、イタリアの芝刈機メーカーの全株式を取得しグループ会社化することを決定した。

グループ会社化するのは、Officine BIEFFEBI S.p.a(イタリア・ロンバルディア州、BFB)の芝刈機事業と、BFBの子会社であるGianni Ferrari s.r.l.(イタリア・エミリア=ロマーニャ州、GF)が統合して誕生する芝刈機事業会社。設立される新会社の名称は、Kubota Gianni Ferrari S.R.L.(イタリア・エミリア=ロマーニャ州)。

クボタは、農業機械などの農業ソリューション、水道用鉄管などの水環境ソリューション、環境ソリューションを提供している。

BFBは、 小型/中型乗用「センター集草式フロントモア」の開発、製造、販売を行っている。

GFは、大型乗用「センター集草式フロントモア」の開発、製造、販売を行っている。

欧州における「センター集草式フロントモア」の需要拡大を受け、クボタは、本件M&Aに至った。
製品のラインナップ拡充を図ると同時に、各社が持つ販売・製造・製品開発のリソースを統合することで、事業拡大を目指す。

業務用・産業用機械製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら
(提供:日本M&Aセンター

無料会員登録はこちら