ハリマ化成グループ株式会社(4410)は、ドイツ化学メーカーHenkel AG&Co. KGaA(ドイツ、Henkel)からはんだ付け材料事業に係わる商権・資産などを買収する契約を締結することを決定した。
本件に伴い、欧・米・アジアにおける、生産設備、生産技術、商標、特許、研究設備、在庫、従業員、商権などと、マレーシアの工場不動産を取得し、海外子会社の事業と統合する。
ハリマ化成グループは、松から得られるロジン(松やに)、脂肪酸、テレピン油などを使った化学素材の製造・販売を行っている。
Henkelは、接着剤関連製品、ビューティケア・ホームケア製品の製造販売を行っている。
本件により、ハリマ化成グループは、高性能のはんだ材料製品群を取り込むことから、はんだ材料事業の品揃え拡充および競争力強化を図る。また、生産規模拡大と生産効率向上の実現を目指し、顧客基盤の拡大、さらなる利益貢献を目指す。
・今後のスケジュール
資産取得日 2022年4月1日
(提供:日本M&Aセンター)