下請け町工場から「世界のブランド鋳造メーカー」へと変貌を遂げた株式会社能作代表取締役社長の能作 克治氏が登壇。
100%錫製品の海外でのヒットの秘訣や、それまでに至る能作氏の乗り越えてきた苦難やポリシーに迫る。
内容
- なぜ富山県高岡市という地域に錫産業が始まったのか?
- 大手新聞社のカメラマンから錫職人になった理由
- なぜ株式会社能作には営業マンがいないのか?
- 如何にしてニューヨーク等海外に展開したのか?海外でのヒットの秘訣とは?
- 今や年間13万人の観光客が押し寄せる工場の秘訣、地域貢献の取り組みとは?
- 18年間社長を努めてきた能作代表のポリシーとは?経営者に送るメッセージ
講師紹介
能作 克治 氏(株式会社能作 代表取締役社長)
1958年、福井県生まれ。大阪芸術大学芸術学部写真学科卒。大手新聞社のカメラマンを経て、1984年、能作入社。2002年株式会社能作代表取締役社長に就任。世界初の「錫100%」の鋳物製造を開始。2017年、16億円を投資し本社屋を新設。社長就任時と比較し、社員15倍、売上10倍、8年連続10%成長を営業なし、社員教育なしで達成。1916年創業、従業員160人、国内13店舗、海外に3店舗を展開している。第1回「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」審査委員会特別賞、第1回「三井ゴールデン匠賞」グランプリ、日本鋳造工学会第1回「Castings of the Year」などを受賞。
2016年、藍綬褒章受章。地域と共存共栄しながら利益を上げ続ける仕組みが注目され、各種メディアで話題となる。(▸企業HP)